桜姫の舞 ページ10
野「これからの戦術の参考にするため、ちょっとシュートを打ってほしいんだけど」
麗「あ、はい！いいですよ」
光「じゃ、円堂さーん。ちょっと手を貸していただきたいのですが」
円「おう、どんとこい！」
―グラウンド―
野「それじゃ、二種類ほど頼むね。」
麗「はい。円堂さん、行きますよ！」
円「おう！」
私はボールを高く蹴り上げ指を鳴らす。その瞬間ボールは桃色に染まり
桃の花が舞い散った。
麗「咲桃・乱れ風！！」
蹴ったボールは時々消えながらゴールへ向かった。
野「もう一個の方も続けてくれるかい？」
私はボールを高く飛ばし、ボールを蹴っては反対に回り込みを繰り返していた。
(イメージはザ・エクスプロージョンのオラオラのところかな)
そして衝撃の溜まったボールの周りを一回転し、周りに花を散らした。
麗「桜花絢爛！！」
放たれたボールは様々な花弁を散らし複雑な軌道を描く。
そもそも打つボールが変化球に近かった彼女のシュートをさらに強力にしていた。
円「！ダイヤモンドパンチッ！うわぁっ！」
野「これは恐れ入ったね。やはりこの攻撃力・・・重宝すべきものだ」
光「野坂さん、実は彼女についてこんな噂を耳にしたことがあって・・・」
野「・・・！そうかい、ありがとう一星君。(麗ちゃん、頑張って)」
円「いやもう本当に凄かったんだよ月城のシュート！
なんかもう、こうバーンと来てドビューンって感じだった！」
風「円堂・・・それでは誰にも伝わらないと思う」
麗「ぎ、擬音語が多いんですね」
風「ああ・・・」
麗「これはもうある意味尊敬しますね・・・」
風「あ、今更だが俺は風丸一朗太だ。よろしくな」
麗「月城麗です。よろしくお願いします、風丸さん」
稲「えっと俺は「稲森明日人さん。」覚えてるの！？」
麗「奏の時の記憶も朧気ではあるんですが覚えています」
氷「俺は氷浦貴利名。よろしくね、麗さん」
豪「そういえば麗は何歳なんだ？」
麗「えーっと・・・15ですね」
稲「えっ年上だったとは」
麗「ああ、気にしないで。逆にタメ口の方が落ち着くの」
稲「・・・分かった。よろしくね麗！」
麗「ええ、皆さんも」
と花が咲いたような微笑みに円堂以外のほぼ全員は惚れたそうな
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
