暗示 ページ9
円「あんじ・・・って何だ？」
麗「暗示とは、一種の思い込みのようなものですね」
アフ「僕のヘブンズタイムも暗示に掛ける技だよ」
円「なるほど？」
全‐円「「「絶対分かってない・・・」」」
野「話を戻してくれるかい、麗ちゃん」
麗「はい。皆さんは監督から麗が交通事故で亡くなったと聞いていると思います。
ですが本当に交通事故にあったのは奏だったんです
奏は何度かテレビや取材に応じていたので世間的にも知名度はあったほうです。
しかしその奏は亡くなった。」
吉「月城財閥が隠蔽したんだな」
麗「はい。このことが世間に知れれば、月城財閥の名に必ずマイナスなイメージが
ついてしまいますから。このことを避けたかった両親は『麗を奏』にし
『奏を麗』にしたんですよ。」
風「つまり死んでいたほうは蘇って、生きていたほうは死んでしまった
って事か」
麗「はい。その通りです」
豪「じゃあ何でサッカーも忘れようとしていたんだ？」
麗「サッカーは言わば私唯一の個性のようなものだったんです。
もしサッカーをして記憶がもどったら困るでしょうからね」
稲「そんなことが・・・」
灰「そういや昔女子日本サッカーの代表だったらしいな」
アツ「確かに実況が言っていたな」
麗「いや私が活動していたのは何年も前でして・・・」
趙「ではここからは私がお答えしましょう〜
麗さんは奏さんの死を心から悔やみ、それでもなお生前に果たした約束を
守るためにサッカーを続けていた。
奏さんはサッカーも上手だったようですから、奏さんに追いつきたいが
一心で走ってきた彼女は地獄のような訓練の果てについにあの実力まで
手に入れた。」
風「キャッチコピーは何なんだ？」
麗「一応月下の桜姫となっています。
由来的なものはさっぱりなのですが」
趙「麗さんの技には主なテーマがあり、月・桜・蝶。このどれかとなります。
シュート技一個一個が豪炎寺君のラストリゾートと同威力かそれ以上です」
灰「じゃあ試合では手を抜いたのか？」
趙「いえ、私が無理のない力でシュートをと彼女のイレブンバンドに送りましたから
凄い人が仲間になりましたねぇ」
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
