策士・月城奏 ページ5
月城奏、彼女の登場に日本は驚きを隠せずにいた。
剛「お前、オリオンから来たのかよ！？」
奏「来てすぐかよ、まぁいいさ。私はオリオンの使徒のフリをしてオリオンを
潰す情報を集めてたのさ。ちなみに刻印はシールだよ」
円「じゃ、奏に戻ったんだな！」
奏「ええ、その節はご迷惑をお掛けしました」
趙「ではでは奏さーん。打開策ありますよね？」
奏「ええ、当然ですよ。私が敵に回ったことを後悔させてやりますよ」
と彼女は不敵に笑んだ。
つ「どんな策何ですか？」
奏「それはただ一つ。何もしないことですよ大谷さん」
杏「何もしない！？それじゃやられちゃいますよ」
奏「こっちが策で彼らの上を行こうが彼らのオリオンのやり方のまま。
それなら策の意味はありません。ブラジルの中にも疑問を持つものは
いるようだしね。この策は彼らの良心を目覚めさせるのに最も適しているのさ」
趙「さーすが奏さんですねぇ」
そうしている合間に前半が終了した。メンバーがベンチに戻ってくる。
灰「何でお前がここにいるんだよ」
奏「ここにいた人達には話したが・・・私はオリオンに使徒のフリをし
オリオンの不正をしたという証拠になり得る情報を集めていたのさ」
基「じゃ、洗脳とかされていたわけではないんだね」
奏「ああ。」
灰「俺は信じらんねぇよ」
奏「ま、いいさ。いずれ私の言うことが事実であるとわかると思うさ
で、この後どうする気かな水神矢君？」
水「・・・貴方は既に見抜いているのでは」
奏「私が提案したって言うことを聞いてくれない奴はいるだろうからね」
水「・・・俺たちもやらないか。反則プレイ」
稲「そんなのできるわけないだろ水神矢！」
水「もちろんフリだ」
奏「ふむ・・・」
皆が話している合間、奏は一人ベンチで考え事をしているだけだった。
趙「奏さん。後半貴方を投入します。」
奏「は？いや私がサッカーしたの8年前が最後ですけど」
趙「これユニフォームです」
奏「・・・おい話聞け」
奏は呆れたかのように更衣室へ向かった。
趙「では皆さんには話しておきましょう。
奏さんを投入する理由を・・・」
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
