シャドウオブオリオン ページ39
シャドウオブオリオンのベンチにはあの影山がいた。
鬼道はもっと早く合流する予定だったが、影山を追っていたそうだ。
更にもう1人。
鬼道(以降「鬼」)「あの女は誰なんだ？」
麗「あいつは私の母親です」
風「何ッ」
豪「確かに言われてみると似ているな」
麗「名前は月城薫(つきしろかおる)月城財閥の現代表取締役社長です」
一「なるほど」
円「父ちゃんは？」
麗「事故死と聞いています。ですがオリオンに殺害されたものと推察しています」
麗「私の父親は反オリオン。母親はオリオンを支持していましたから」
鬼「そうか」
趙「(麗さん。貴方はどこまでこの試合を読んでいるのでしょうか)」
『さあ両チームメンバーが揃いました！』
趙「麗さーん今回はМFとして風丸君の位置に入ってください」
麗「はい」
ピィー
クラリオ(以降「ク」)「ダイヤモンドエッジ！」
試合早々クラリオがシュートを打つ。
しかしキーパーは技を出さずそれを蹴り返した。
ク「何ッ」
そのボールはシャドウオブオリオンへ。
ユリカ(以降「ユリ」)「オリオン・クロスバイパー！」
円「ダイヤモンドハンド！・・・ぐぁっ！」
『ゴー―ル！』
ユリカのシュートはゴールを揺らした。
あっという間に1点を先取されてしまった。
その様子に選手たちが驚きを隠せずにいる。1人を除いて。
ユリ「この試合我々が勝った場合この女をオリオンに連れていく」
と麗を指差す。
麗「(うん。ここまでは読み通り。この先は・・・)」
シュートが決まっても彼女は驚かなかった。
まるでそうなると分かっていたかのように。
試合再開。
日本の誇るゲームメイカー、鬼道と野坂の華麗な連携を見せる。
ボールは豪炎寺へ渡る。
豪「ラストリゾート！」
しかしキーパーは動かない。
ク「動かない！？」
ユリ「コンチェット！」
シュートはまるで透明な壁に止められたかのように。
キーパーは微動たりせず、ユリカがそのボールを打ち返した。
そのボールは円堂が守るゴールに突き刺さった。
これで2点差をつけられた。
イ「ユリカはオリオンの技術を結集して作った戦闘兵器。
勝てるかしら？」
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
