帰り道 ページ24
帰る用意を済ませ、バスに乗ろうとしている。
生憎空いている席は少なく、どこに座ろうか悩んでいると声がかかった。
豪「麗、隣来るか？」
残っている席も少なかったので、座ることにした。
麗「すいません。お言葉に甘えてお邪魔しますね」
鞄を上に置き、椅子に座る。
【豪炎寺サイド】
麗が隣にいる。何か凄く緊張する・・・
麗「あの、修也さん。イタリア戦、私が寝てた合間って試合どうだったんですか」
豪「試合か、そうだな・・・
そこから試合の話をした。
灰崎と俺が交代したこと、3人でのラストリゾート、小僧丸のラストリゾート、
イタリアの奴がラストリゾートDを打ったこと、3人に一星の加わった新たな
ラストリゾートΣが生まれたこと。
麗「なんかラストリゾートまみれな戦いですね」
と笑っていた。確かに。
話し終え、俺が外を見出すと肩に重みを感じた。
見てみると、麗が俺の肩に頭をのせて寝ているようだった。
規則正しい寝息と時折見せる笑顔が俺に眠目を呼んだ。
俺も久々の試合で楽しかったんだな・・・と重くなった瞼を閉じた。
【Noサイド】
杏「・・い、・・・て・・さい、起きてください」
麗「わっ、神門さん。ごめんね〜」
杏「いえ、別に・・・(男子たちが麗さんの寝顔写真撮りまくってたから起こした
なんて言えないわ)」
麗「さて、降りよっと・・・修也さん？」
杏「寝てるみたいで・・・起こしてもらえないかしら(修也さん呼び！？)」
麗「はい、修也さーん起きてください・・・あ、そうだ」
カシャッ
豪「・・・ん。麗か、どうした。」
麗「宿舎、着きましたよ」
豪「ああそうか、ありがとう」
杏「麗さん・・・その写真どうするつもりで」
麗「修也さん大好きな小僧丸君にあげようかなって思って」
杏「なるほど・・・」
麗「ふふふ」
析「麗、後で病院行って検査してもらってね」
麗「明日でいいですか」
析「ああ、構わないよ」
杏「あれ、麗さん析谷さんと話したことありましたっけ」
麗「うん」
その後小僧丸君が修也さんの寝顔写真で叫んだとか叫ばなかったとか
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
