月蝶・ツクヨミの舞 ページ18
『ここでイタリア、ニコロに代わりカケハシを投入します！』
ボールを持った選手に水神矢がマークをする。
「暴走チャリオット！！」
の「マジン・ザ・ウェイヴ！・・・きゃあっ！」
『日本、3点差をつけられてしまいました！ここからどうなるのでしょうか！』
するといきなり、イタリア選手がまた一人倒れた。
「おい・・・やっぱりこれ、おかしいぞ・・・」
ぺ「(すでにイリーナ様からこれには危険があると伝えられていた)」
析谷(以降「析」)「あのサポーターが今暴走しているようだね・・・
より危険な状態になっている」
趙「これもあの魔女の仕組んだ毒リンゴの方程式かもしれませんねぇ」
イ「あの子たちがそろそろ力尽きるなんて計算済みなんだから」
稲「皆ももう気づいてるんだろう！？このままだと大変なことに・・・」
ぺ「全員、サポーターを外すんだ！これはイリーナ様のご命令だ！！」
ぺ「よし、行くぞ！」
イタリア「「「おう！！」」」
日本ボールで試合が再開する。日本とイタリア、どっちも譲らない戦いが
始まった。しかし日本は3点差のままだった。
麗「凌兵君！私に！」
灰「おらよっと！」
趙「どうやらあの技を使うようですね」
豪「あの技？」
趙「見ていれば分かりますよ」
麗「世界でまたこの技を打てる日が来るなんてね・・・」
ボールを高く蹴り上げ、麗自身も高く飛ぶ。片腕を真上に挙げ、体を反転させる。
空中に立ち、上げ続けた片腕に溜まった力をボールに乗せる。
その神々しい姿に、観客も、日本もイタリアも全員残らず見惚れていた。
ボールを蹴りながら、空中で軽やかに舞っている。そして体制を整えた。
麗「久々に打てる・・・！月蝶・ツクヨミの舞！！」
軽やかでありながら重く、美しくありながら強いその技は、手出しをさせずに
ゴールへ突き刺さった。
『何ということでしょうかー！あの技こそ日本女子代表伝説の技！
月蝶・ツクヨミの舞！月下の桜姫が逆襲の一点を決めたー！』
イタリア代表監督が、選手に話す。
「お前たちがこんなに熱意のあるサッカーをしてくれるなんて・・・
イ、イリーナ様！？」
イ「懲戒・・・解雇ー！」
イリーナが監督を吹っ飛ばす。
イ「さ、ウラジミール。ここからは貴方が監督よ」
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
