波乗りかき氷

21 ページ22

隆弘にお姫様抱っこされてついたお店は

「可愛い…」

私好みの靴がたくさん置いてある靴屋さん

西「この前たまたま見つけてさ、Aに似合いそうだなぁって思ってたんだ」

すぐ照れさせるようなセリフ言う。
その後の下唇を噛んで笑う顔も
好きで好きでたまんない

「隆弘、好き」

西「///」

「照れてるのー？笑」

西「うるせ。夜覚えとけよ？」

彼のドSには敵わないみたいです




結局、パンプスにした私。
本当は身長も高く見せたくてヒールが良かったけど
隆弘が凄く止めるから笑

お会計だって、俺が払うから！って聞かなくて
あまり拒むと可哀想だからお言葉に甘えさせてもらった

西「履けた？どう？歩ける？」

「うん、ありがとう」

西「こっちの靴、もう履くの禁止！」

「なんでー！」

西「俺がいないときに履いて転んで怪我したらどうるの！」

「じゃあ隆弘とデートの時に履くもん」

西「痛そうだからだめー。俺とデートの時はその俺がプレゼントした靴履いてよ」

「そうだね。じゃあ捨ててこよっと」

西「今の身長の方が抱きしめやすくていいし」

「そう？なら今度からヒール買うのやめよっかな」



私のセンスがだんだん隆弘色に染められてく





それって悪くない

むしろもっと染まりたい

22→←20

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す