第七話 ページ9
？「そ、そこの人！その布キャッチしてくれへん！？」
A「え、えっ、私！？」
布ってなんだよ！！と思ったけれど自分の上の方を見たらすぐにそれだと分かった。
あの四角い小さなやつか...？たぶんそうだよな...
私は布めがけて走り出し、その綺麗な布をそっとキャッチした。
それでさっき声が降ってきた方を見たんだけど.......誰もいない。
A「(回収しに来てるのかな？じゃあここにいた方がいいか。)」
しばらくすると校舎の方からこちらに走ってくる人影が見えた。
みか「拾ってくれておおきに！...Aちゃんだったんやね。ほんまにありがとうなぁ！」
A「...うん。声からなんとなくわかってたけどみかだったんだ。はいこれ、布。」
みか「おおきにー！そういやAちゃん、なんでここにおるん？」
A「あー...司くんを探しててさ。Knightsの誰かのところに連れて行かないとなんだけど」
みか「えっと...なるちゃんとりつくんのとこの子やね。」
A「そう。どこかで見かけたりしなかった？」
みか「うーん...あっ、そういやつむちゃん先輩と図書室で話してるのを見たで！
赤髪やったし、口調もそれっぽかったと思うんやけど...」
A「本当？...ありがと。探しに行ってくる」
みか「頑張ってな！おれも見つけたらKnightsの誰かのところに連れてくわぁ！」
A「ありがと。じゃあね」
みか「またな〜」
みかと別れて、司くんを探し始めた。
さっき布が降ってきたのは、たぶんみかが手芸部の活動をしているからだろう。
とりあえず一年生の教室を見て回って、みかに言われた通り図書室に向かうことにする。
放課後だから人はいないようだ。
A「司くん...？いますかー？」
できるだけ頑張って声をあげてみる。
もともと大きな声を出すのは苦手だ。
？「A先輩？どうしたんですか？」
A「！？！？？！？！？？！？！？！？！」
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あろめサブ管理(プロフ) - あああさんありがとうございます！ (6月28日 22時) (
レス) id: a3d9f48988 (このIDを非表示/違反報告)
あああ - 面白かったです。 (5月11日 16時) (レス) @page6 id: b45fbe4c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あろめ x他1人 | 作成日時：2023年4月24日 18時
