【あんスタ！】1年B組のある3人から猛烈なアプローチを受けてます。

20th approach ページ25

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あっという間に本番となった。


……のは良いんだけど。



「あのさ……2人とも、もう本番でしょ？」

桃李「むっ……なーに。この神聖なるボクが抱きついてるのが不満なの？」

「いや、そうじゃなくてさ……」

ゆうた「…………」

「いや、あのさ、流石に無言で後ろから抱きつかれ続けるの怖いからさ、何か喋って？」



真「Aちゃん人気だなぁ〜」

「いや！助けてってば！」


今日は朱桜くんがいないのを良いことになのか、本番前というのに前からは姫宮くんが、後ろからはゆうくんが抱きついてきてて離れてくれない。ゆうくんに至ってはさっきから黙り続けている。



零「ほぅ……嬢ちゃんは人気なのじゃのう。流石、といったところか……驚いたわい♪」

大牙「けっ……何でチビも……」


何故かUNDEADの2人もいる。
大神くんは何となく分かるけれど……何で朔間さんも？


真緒「あれっ、A知らなかったっけ？朔間さんは双子が所属する軽音部の部長なんだよ」

「真緒くんなんで分かったの…？」

真緒「いや、声に出てたし……」

「なんかそれ前にも聞いたような……そんなに私って分かりやすい？」




？「ふふっ、転校生ちゃんは思ってることが顔にも声にも出やすいからね」


突如聴こえた柔らかな声

それを聞いた途端冷や汗が飛び出し、背中がゾクゾクした


この声には聞き覚えがある



真緒「あ、会長」


天祥院英智さん、fine所属の絶対無敵の皇帝、で生徒会長さん


英智「やあ、今日は絶好のサーカス日和だね」

「……ソーデスネ」

英智「ふふっ、日本語が片言になっているよ？」



いや、片言にもなるよ


前に真くんと真緒くんと話した時に出てきたかもだけど、

編入後のアレがあってから、会長……天祥院英智さんに苦手意識を持っている




悪い人じゃないのは知ってるけれどね？

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