【あんスタ！】1年B組のある3人から猛烈なアプローチを受けてます。

18th approach ページ23

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桃李「……すぅ」


ひなた「爆睡だ〜」


「だね、疲れたんだと思うよ。普段全然動かないから」


気がつけば真っ暗
姫宮くんは寝てしまい、ゆうくんはどっか行ってしまった

でまあ私は姫宮くんに抱きつかれてるわけですから、動けないんですよ
なので伏見くんを待っているのです




あ、来た来た

弓弦「ああ、Aさん申し訳ありません、こんな遅くまで坊っちゃまの面倒を見て頂いて……」

「ううん、私は全然」

ひなた「執事さんだ……やっと来た」

弓弦「おや……葵兄弟の兄君の方でございますね」

ひなた「わお、俺たちの見分けつくんだ」


確かにそれな←
私なんて慣れるまで大変だったもの……

たまに交換してるしさ……







ゆうた「ただいま、アニキ……と生徒会の人。どうも、姫くんを引き取りに来たんですか？」

弓弦「はあ……正式には生徒会の人間ではないのですが……それより弟君、その珍奇なご様子は一体？」

ひなた「珍奇だって、ゆうたくん！」

ゆうた「何がそんなに面白いのか分からないよ、アニキ。いや、家に帰るのも面倒だし、泊まり込みで練習しようと思ってるんですけど、その分の生活用品とか食材とかを買ってきたんですよ」

「……それで抱えきれないから、ジャグリングしながら来た？」

ゆうた「わっ……Aさん！まあそんなところです」

「でも泊まるのか〜良いな〜……」

ひなた「いやいや、Aさんは女の子だし危ないって……」

……別に良いじゃん←
てかこの学校に編入した時点でアウトだと思うんですけど……


ひなた「まあ居てくれた方が楽しいけど〜♪仮に泊まるとしてもダンススタジオはダメだけどね？」

弓弦「まあ……妥当な考えですね」

ゆうた「……じゃ、俺送って行きますよ」

「へ？」

ゆうた「行きますよ」

「わ……えっとお疲れ様です!!明日も様子見れたら行くからね〜!!」

ひなた「お疲れ様〜☆」

ゆうくんに腕を掴まれ、抵抗もできず、家まで送ってもらうことになった









……で現在


ゆうた「…………」

「……あの、ゆうくん？」


目の前にはゆうくんの少し怒ったような顔
後ろには電柱


……そうか、これを壁ドンというのか




おまけ

ひなた「いや〜今頃どうなってるのかなっ☆」

弓弦「弟君はどうなさったのでしょうね……」

ひなた「んん〜……煩わしいことがあったんじゃないかな〜」

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