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臨時マネージャー ページ7
「臨時、マネージャー…？」
席替えしてから二週間ほどたった辺りの昼休み、相変わらず一人でご飯を食べていると縁下くんに頭を下げられる。上げてください。物凄く申し訳ない気分になるので…。
どうやら２日後の夏休み始め、東京に遠征しに行くのだが、今流行りのインフルエンザにマネージャー二人ともかかってしまったそうだ。マネージャーに頼りっぱなしだったバレー部はとてもヤバイと。…それは、とても災難だけれど…え、でも、え？なんで私？
「他にも友達いるんじゃ…」
「男子は大抵部活だし、女子の知り合いなんて和澄くらいだから…」
ほわっとした。
そっか、女子の知り合いは私くらい、か。結構喜んでいる自分がいることには知らないふりをしておく。だって恥ずかしいもの。
「えと、私でよければ…」
そこまで言って、こそこそ話が聞こえた。
「今度は縁下かよ」「ほんと見境ねぇな」「俺も狙われてぇ」「ばぁか」
他愛のない話なんだろう。彼らにとっては。でもその言葉は深く突き刺さって、抜けなくて、消え入るような声で述べる
「ごめんなさい……私じゃ、無理、かな」
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桜餅(プロフ) - 素敵な作品でした、縁下くん罪な男ですね。 (2021年4月5日 17時) (
レス) id: 7911da50c3 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - 縁の下くん私も好きです！更新頑張ってください！ (2019年11月9日 16時) (レス) id: 3635743cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンタクトるり江 | 作成日時：2019年10月28日 21時
