五十四話 服選び ページ14
千「じゃあ、このプリーツスカートは?」
A「却下だ。」
千「じゃあこっち。アンブレラスカート。」
A「却下。」
千「じゃあ、このエプロンスカートなんかもかわいいと思わない?」
A「却下だ!」
買いに行くにも金がない。
そこで、千から服を貸そうという提案があったのだ。
A「鈴鹿殿、何ゆえスカートとやらしかないのだ?!
それでは足が出るだろう!」
千「いいじゃない、だってせっかくそんなに綺麗なんだから、かわいくしないと。
千鶴ちゃんもそう思うわよね?」
A「雪村殿、彼女に何とか言ってもらえぬか!」
必死の抵抗で千鶴へと助けを求めるが・・・
千鶴「・・・・・・(見たい・・・けど、困ってるみたいだし、でも見てみたいし、
龍崎君ならきっと似合うし見たい・・・な。言ってもいいかな?
見たい見たい見たい・・・・・・)」
辛うじて口には出していないが思っていることがだだ漏れだ。
A「・・・・・・。」
千「肌を見せるのがダメっていうなら、タイツをはくのでいいんじゃない?
肌は外に出ないから、安心してね☆」
A「・・・わかったから、せめてできるだけ長くて動きやすいものを頼む。」
これ以上の抵抗は分が悪いと悟ったか、彼女は観念したように大人しくなる。
千「言ったわね?(キラリン)」
千の目が鋭く光った。
その瞬間、背筋を冷たい何かが滑り落ちていった。
千「千鶴ちゃん、めいっぱいかわいくするわよ!!」
千鶴「うん!!」
こうしてノリノリの2人に着せ替え人形にされ、ようやく解放されたのは
もう日も傾く頃だったとか・・・。
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弓 桜さん、お願いします!
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朧 龍 - 麻里さん» ありがとうございます。俺だけで書くと話が全く進まないので、持ちつ持たれつで頑張ってます。これからも楽しんでくださいね♪ (2016年4月14日 1時) (レス) id: 3eb883c0b1 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 麻里さん» 私はひたすら朧さんのを読まさせて貰って勉強中です(苦笑)麻里さんも頑張ってください!! (2016年4月14日 0時) (レス) id: b843c6e24d (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - こんばんは〜(*^^*)続き読ませて頂きました!体力測定ですか…、トリップものだと用語の説明?とかがあるので、夢主ちゃんのはんのうとか書くのが難しいですよね〜?お二人共、凄くお上手でとても読みやすいですっ!更新、頑張って下さい♪ (2016年4月13日 23時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 麻里さん» ありがとうございます♪いやー、彼女の場合は“信頼出来る”んて言葉を書けられた事が無いんじゃないかな...と考えていると寝付けなかったのかな?って、思ったのでwwwこれからも、よろしくお願いします┏○ペコッ (2016年4月11日 7時) (レス) id: b843c6e24d (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - 続編おめでとうございます。夢主さんの可愛さ…。"頼りにしてる"と言われて寝付けないだなんて、可愛すぎですか?!笑 更新、楽しみにさせて頂きます! (2016年4月11日 6時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍&弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2016年4月10日 21時