三十九話 着火 ページ40
午後の部活の時間。
素振りや技の確認を行っている間はともかく、
防具をつけるのにはもう少し慣れが必要だ。
総司「この間も時間かかってたけど、今までつけたことなかったの?」
A「ああ、得物は木刀だったし、防具もつけた覚えはないな。」
総司「ねえ、こないだのリベンジしたいから付き合ってよ。」
りべんじ、とはどういう意味か。
また調べておかなければいけない言葉が増えた。
A「すまないが、今日は先約がいる。」
総司「え〜。京こそは君をコテンパテンにしてあげようと思ったのに。」
A「・・・それはごめんこうむる。」
一「A、用意はできたか。」
総司「なんだ、Aちゃんの言う先約って一君のことだったの。」
それじゃあ、今日はできそうにないなあ、と本気で残念そうに彼が洩らす。
一「俺の実力がどれほどのものか知りたい。よろしく頼む。」
A「こちらこそ、お手柔らかに。」
フッと2人の顔に微笑が浮かぶ。
ただ、それは優しさを感じるものではなく好戦的な光を放つものだった。
総司(あーあ、こりゃ、火がついちゃったって感じ?)
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有彩 - 今日が.京になってます (2016年7月31日 16時) (レス) id: ca497103bc (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 舞華花音さん» ありがとうございます、無理せず頑張ります! (2016年4月17日 16時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
舞華花音(プロフ) - 朧 龍さん» そうですよ!はい!ずっと応援しています!頑張って下さい!あ、ですが無理はしないようにして下さいね! (2016年4月14日 7時) (レス) id: da6eceae08 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 舞華花音さん» あれ?そうですか?これからも応援よろしくお願いします(^^) (2016年4月11日 23時) (レス) id: 3eb883c0b1 (このIDを非表示/違反報告)
舞華花音(プロフ) - 朧 龍さん» 私は朧龍さんのただのしがない物語好きの標準値の高さに驚きを隠せません(((( (2016年4月11日 22時) (レス) id: da6eceae08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍&弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2016年4月6日 9時