三十八話 抜き打ちテスト２ ページ39
土方「はじめっ！」
鋭い一声を合図に配られた紙を裏返す。
目に飛び込んできたのはどれも簡単な漢文だ。
A(これならわかる。)
漢文は寺子屋で学んだだけでなく、暇があれば読んでいた。
両親も本を読むことも立派な当主の務めだと進めてくれていた。
カリカリカリ・・・
鉛筆を紙に走らせていく。
後日・・・・・・
土方「先日のテストを返すから順番に取りに来い。」
自信はあった。
土方「次、龍崎。」
A「はい。」
渡された紙を覗いてみる。
赤で書かれていたのは・・・
A「満点・・・。」
その前に数字で書いたものを消した痕跡がある。
おそらくだが、数字に馴染みが無いと聞いてわざわざわかりやすくしてくれたのだろう。
千鶴「龍崎君、どうだった？」
A「ああ、千鶴。このぐらいならば拙者でもなんとかなった。」
平助「ま、満点・・・だと！頼む！俺に教えてくれっ！」
泣き付いてくる彼の点数は・・・チラリと見えた紙が赤の×で埋まっていたので
見なかったことにしておこう。
A「ああ、拙者でよければ力を貸そう。その・・・、
できれば平助も数学を教えてくれないか。」
平助「おうっ！っても、俺勉強苦手だけどな。千鶴も一緒にやろうぜ。」
千鶴「うん、いいよ。」
頼り、頼られ、互いに支えていく。
それが何より眩しいものに見えた。
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有彩 - 今日が.京になってます (2016年7月31日 16時) (
レス) id: ca497103bc (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 舞華花音さん» ありがとうございます、無理せず頑張ります！ (2016年4月17日 16時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
舞華花音(プロフ) - 朧 龍さん» そうですよ！はい！ずっと応援しています！頑張って下さい！あ、ですが無理はしないようにして下さいね！ (2016年4月14日 7時) (レス) id: da6eceae08 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 舞華花音さん» あれ？そうですか?これからも応援よろしくお願いします(^^) (2016年4月11日 23時) (レス) id: 3eb883c0b1 (このIDを非表示/違反報告)
舞華花音(プロフ) - 朧 龍さん» 私は朧龍さんのただのしがない物語好きの標準値の高さに驚きを隠せません(((( (2016年4月11日 22時) (レス) id: da6eceae08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧 龍＆弓 桜 | 作者ホームページ：http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時：2016年4月6日 9時
