【テニプリ】演劇少女と天才少年【越前リョーマ】

三十五話 ページ43

貴「竜崎さんも・・・こっち・・なんですか・・？？」





越「しらね」




桜「！リョーマ君ひどいよ！！」






あ





名前呼びなんだ・・・・





やっぱり





もう





付き合ってるのかな・・・？






やばい





胸が痛いよ






貴「じゃぁ私・・・・先帰るねっ。ばいばい」





越「な、おい！！」






越前君の声が聞こえたけど





そんなの無視して走りだした





自分のムカついてるだけ





越前君が好きなのは自覚していて






貴「はぁはぁ・・・・」






それなのに





さっきみたいに逃げて





さっきみたいに勝手に考えて





ってか付き合ってるなんて聞いてないじゃんか






貴「・・・・馬鹿みたいだな・・・・・」






そうして誰もいなくなる





いつもそうだった





友達が出来そうになった時は何回もあった





でも変な誤解しちゃって避けてしまった





家に帰りベッドにもぐりこむ






貴「ぐすっ・・・・」






そんな考えじゃない





あの時ただ・・・





私は





あの二人が並んでいる





あの二人が笑っているその瞬間を





とても自然だと思ってしまったことだ

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