第66話 ページ31
#
ソウタ「あのー…A居るかな?」
『はっ、はい!今呼んできますねっ!』
顔を赤らめて私を呼んできた女の子
そういえばソウちゃん、この学校で結構なイケメンって有名な一人だったなあ。
他のクラスメイトの女子もコソコソしながら『いいなぁ〜』などと話し合っていた。
「…ごめんなさい…ソウ君、案内…してもらって……」
ソウタ「いいよ別に。お前絶対第二体育館分かんなかったろ。」
「うん……あんまり、そこと縁がなくて………」
ソウタ「結構バスケに熱心だし、頑張ってんだな。」
「え……?…そ、そう…?」
ソウタ「うん、すごい頑張ってると思う。」
「……」
ガラララ
ソウタ「今丁度スグルの番だぜ」
練習中なので気を使って小声で教えてくれた。
スグル「『僕は賛成するよ、△△。』」
△△「『お、お前まで…!くそっ話がちげぇぞ!!』」
スグル「『さぁ?なんのことだい?君は……____』」
あれ、ツインテールじゃない。しかも短髮。
声もいつもより低い。
なんだか大人びて見える。
そっか、ナナちゃんは男の子だから…
じゃあナナちゃんじゃなくて…?
「…?…??」
ソウタ「ん…?…え、大丈夫かよ、あっ、…ほらスグルのやつ休憩だぞ」
こちらに手を振って寄ってきた。
あ……えっと、
スグル「わーいAさっきの見てくれた?」
「いつも…より……声低いね…?」
スグル「あ、いつもは女装してるし、ソウくんの彼女役やらないといけない時のためにも高くしてるよ!」
ソウタ「すまんな」
スグル「でもAと再会してから彼女役やめようかなって♪やっぱり自己責任だよね!友達に頼るなんて最低♪」
ソウタ「笑顔で言うなよ怖いから」
スグル「もっと褒めてA〜!」
「えっと………すごく…かっこよかった…スグル…君…」
スグル「!!?」
顔を真っ赤にして一時停止したナナちゃ…スグル君。
スグル「へ……ぃ、今…名前……Aから……ぇっと…ぅん……あの…」
と、ぶつぶつ呟いて「もっ、もう時間だし戻るねぇえええ」なんて言ってすぐ戻ってしまった。
|∵|∵|∵|∵|∴|∵|∴|
質問いただきましたが、
(本当にあざぁああああっす)
「多分…小学生のときの話……これからまた……それについて詳しい話を載せます………よろしくお願いします……」
467人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【黒バス】声を喪った歌姫
【裏切り】必要ない、いらない、最低な奴?よくそんな事が言えますね。【黒○】
もっと見る
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蹄@ログオフ - ありがとうございます。全く手をつけずすいません; (2015年9月22日 18時) (レス) id: f7f23420be (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコレートアイス - これからどうやってキセキ達に合うのか楽しみにしています。更新頑張ってください^^ (2015年9月22日 4時) (レス) id: 03d3109c75 (このIDを非表示/違反報告)
蹄@ログオフ - んー…ピーク過ぎたのかな? (2015年9月8日 21時) (レス) id: f7f23420be (このIDを非表示/違反報告)
蹄@いちのよん(プロフ) - なにがですか (2015年9月6日 20時) (レス) id: 43ad99b159 (このIDを非表示/違反報告)
必 - ……何やってるんですか (2015年9月6日 14時) (レス) id: e652e5c0a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蹄@いちのよん | 作成日時:2015年5月24日 16時