好きになっちゃうじゃん。 2試合目【NEXT4】 (ページ1)

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今日は、男女混合練習の日。

休憩のときに、健太郎先輩に呼ばれた。

あ、さっきボール当てちゃったからかな？

高橋「あのさ、昨日晶大が言ってたアレさ・・・」

あ、違った。

『アレって・・・なんですか？』

「あ、わかんないならいいよ。んー、あーどうしよう。くっそ…」

何故か一人で頭を抱える健太郎先輩。

『私、なんかやらかしちゃいましたか？』

「いや、違う違う。・・・あのさ、好きな人いる？」

『え？いきなりなんですかｗ』

「いいからさ、、いるの？」

『んー、微妙って感じです』

「そうか。あ、のさ。俺、好きになったかもしんない。」

『・・・誰をですか？』

「あー！！なんで伝わらないんだ…。だから、Aちゃんの事、好きになっちゃったんだよ！以上！」

あれ、行っちゃった。

ん、、「好きになっちゃった」？私を？

今さっき言われた言葉をゆっくり思い出して顔が真っ赤になる。

今のって、告白？

祐希くんが言ってたのって、ほんと？

びっくりしたけど、それはまだ終わってはいなかった。

練習終わり、晶大とだべっていたとき、

山内「そーいえばお前、彼氏いないんだろ？」

『え、うん。あなたも人の事言えないけどね』

「だったらさ・・・付き合っちゃう？」

『ん、？付き合っちゃう？ってどういうこと』

「だからさ、もう付き合っちゃおうよ。」

『え？大丈夫、急にｗ』

「俺、真剣なんだけど」

確かに、冗談を言ってる顔じゃない・・・？

結局その後は上手く会話も続かず、すぐ寮に帰った。

祐希くんの言っていたことは本当だった。

でもまさか・・・。

どうしたらいいんだ…。