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第20話 ページ21






4.9

秀徳高校の入学式。
学ラン真ちゃん思ってた通りちょーイケメン。
相変わらず真ちゃんは、私がカッコイイねって言っても私に可愛いとは言わない。
せいぜい良くて『悪くない』って言うだけ。
真ちゃんは、恋愛事とかすごく疎いよね。
多分、さつきちゃんと黒子くんのことも分かってない。
もしかすると、真ちゃんは猿なのかもしれない笑
だから、私の事なんてなんとも思ってないんだろう
なぁ……
とりあえず、、
この学校が真ちゃんにとって、いい学校だといいな。

















4.10

高尾和成。
今日いきなり声をかけてきた人。
あ、真ちゃんと私と同じクラスの人。
相変わらず真ちゃんは、アホなのか、
「よう!緑間真太郎クン」 と声をかけてきた高尾くんに
「なぜ俺の名をしっているのだよ」とか言ってた。
(まぁ、そんなボケてるとこも好きなんだけど)
高尾くんもバスケ部入るんだって。
なんか、第一印象はチャラチャラした感じ。
でも多分中身はいい人な気がする。
なんかほんの少ししか喋ってないけどそんな気がした
それに、堅物の真ちゃんには、これくらいチャラチャラした人のがいいかもしれない。
足して2で割ったらいいくらいかもしれない。

















4.11

部活見学が始まった。
もちろんほかの部活なんて見学はしない。
バスケ部一択なんだけど。
モットーは不撓不屈なんだって。
意味なんだろ?って思ってたら真ちゃんが説明してくれた。

『どんな困難にあっても、ひるまずくじけない』

真ちゃんに似合ってると思う。
あ、そういえば高尾くんもバスケ部に来ていた。
少しボールを触っている所を見たが、上手そう。
あと、バスケしてる時はチャラくない笑笑


















4.23

やっとマネージャー業も慣れてきた。
ていうか、マネージャー1人もいないってどういうことなんだろう。
イケメンな宮地先輩目当てで入って、
全く仕事をしないから宮地先輩が轢くぞって言ったら辞めていった、とは聞いたけど、、
宮地先輩は口“は”悪いけど中身いい人なのになぁ。
目の前で言ったら「轢くぞ」って絶対言われるけど笑
私も、真ちゃんの横っちょのおまけみたいに入部したものだから、真ちゃんと同じ変人だと思われて少し焦った。
誤解と分かってもらえたから良かったけど。
とりあえず、真ちゃんは、今日も1日3回のわがままを言う権利を使いながら練習がんばってた。
かっこいい。



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作者名:aoihalu | 作成日時:2018年12月14日 19時

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