☆☆鬼滅の短編集☆☆〜その参〜

唐突すぎ…　続き ページ13

*



どうしよう！



あの日からまともに伊黒さんと話せてない！




あの告白、嬉しいんだけど……嬉しいんだけど！




恥ずかしくて避けちゃうんだよ…





早く自分の気持ちを伝えなきゃ、伊黒さんが勘違いしちゃう！




でもどうしたら……




『迷ったら甘露寺さんに聞いてくださいね』




そうだ蜜璃！！


---



蜜璃「うんうん、嬉しいけど避けちゃうのね」



「そうなんだよ……。」



蜜璃「これはAちゃんが決めることだからそんなにとやかくは言わないけど……」



「なんかいい考えないかな…？」



蜜璃「呼び出しとかだとかえって恥ずかしくなっちゃうわよね〜」



「うん…」



蜜璃「だから、自分のタイミングでいいのよ！」



「え？」



蜜璃「次会ったときに言ったり、甘味処に誘ったり……。遅すぎはさすがに駄目だけど、自分が今言えるって思った時で良いんじゃない？」



「なるほど……！いいねそれ！」



蜜璃「役に立てて何よりだわ！」


---



「って言っても…」


いないんだよね……


「どこにいるんだろう」



ﾄﾞﾝｯ



「痛っ！」



？「すまない怪我はな……、！」


あれ？この声…


「い、伊黒さん……」



小芭内「大丈夫か…？」



「は、はい。大丈夫です。ありがとうございます！」



小芭内「そうか、なら良かった」


言わなきゃ…


あー！声がでない！


「伊黒さん！」



小芭内「どうした？」



「甘味処、行きませんか？」



小芭内「…嗚呼、この後の予定はないから、行かせてもらう」



良かった〜誘えた！



---


着いたはいいんだけどなに頼もう。


「あ、餡蜜ください！」


甘味処のお姉さん「はい！」


「伊黒さんは頼まないんですか？」



小芭内「俺は大丈夫だ。」


すごく緊張する……！！


今度こそ言わなきゃ……

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