氷鷹北斗. 夜の帰り道 ページ3
今日は遅くまで仕事をしていたから、とても暗い。
早足で家に向かう。
すると
北「A?」
私「北斗くん」
北「どうしたんだ、こんな時間に…あぁ、そういえば居残って仕事をしていたな。
お疲れ様、俺たちのためにありがとう」
私「どういたしまして」
北「それにしても、暗いな…俺も家まで付いて行こう」
私「え、悪いよ、そんな…」
北「いいんだ、方向も同じだしな。送らせてくれ」
私「ありがとう北斗くん…ふぇっくし!」
北「大丈夫か?首元が寒そうだな、冷えるといけない。これを巻け」
そう言うと北斗くんは自分のマフラーを貸してくれる。
私「北斗くん寒いでしょ、いいよ」
北「俺はこう見えて風邪はそんなにひかない。Aに体を壊される方が困るんだ」
そういう問題じゃないんでは、と言う私に北斗くんは強引にマフラーを巻かせる。
暖かい…北斗くんの体温か…
私は何を考えてるんだ!
私「あ、着いたね。わざわざありがとうね、北斗くん」
北「…」
私「北斗くん?」
北「実はな、俺はお前が学校から出てくるのを待っていたんだ。
それで、偶然を装って声を掛けた訳なんだが…」
私「なんで…?」
北「Aと、二人きりで歩きたかったからな…気持ち悪いな、すまない」
私「二人きりで歩きたかったって…?」
北「…そういう鈍感なところも、好きだ」
私「好き!?」
北「お前を、帰したくなくなった…わがままだな、俺は」
北斗くんはそう言って私を抱き寄せる。
心臓が早く脈打つ音が聞こえたけれど、それがどちらのものかは分からなかった。
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公務員Z(プロフ) - 十六夜 桜さん» リクエストありがとうございました! (2020年3月21日 19時) (レス) id: e015366fef (このIDを非表示/違反報告)
公務員Z(プロフ) - 貧血のアニメオタクさん» 喜んでいただけてうれしいです(*≧∀≦*) (2020年3月21日 19時) (レス) id: e015366fef (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - 公務員Zさん» うわぁぁあい!リクエストしてよかったァァ! (2020年3月21日 17時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
貧血のアニメオタク(プロフ) - や、やばばばば声優…中の人…///か、か、か、かじぃくぅうんんんん!!すごいです!(語彙力)好きです、ありがとう…ありがとうございますぅ!!! (2020年3月20日 22時) (レス) id: 1d87ec36c2 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - 公務員Zさん» 大丈夫です!トリスタ待ってます (2020年3月9日 18時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:公務員Z | 作成日時:2020年1月17日 22時