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刀剣が22振り ページ25

.









厚「...俺は、俺たちは。



それと同じように、Aを守りたいんだ...







それでもAは審神者の味方をするんだな。」









そういって厚くんは刀を下ろしました。









『...はい。



厚くん、薬研くんと平野くんはどちらに?』









薬研「後ろにいるぞ」









宏太郎「あの、痛いんですけど...←」









『なっ...!!』









いつの間に...!!









薬研「そんな顔すんなや、A。」









そんな、兄様、清光兄様と安定お兄様は...?!







兄様たちの元へ今すぐ行きたい。




でも、今主様から離れる訳にはいかない。









薬研「...心配すんな。



加州の旦那たちはいち兄と平野の相手してるぜ。









大丈夫だ、仲間に怪我はさせねぇよ




俺達の目的はこいつだからな」









宏太郎「おぉっと痛いよ?!



力強いね?!←」









厚「少しは静かにしろよ...」









宏太郎「だって怖いんだもんっ!←







まてまてまてまて、ごめんなさい、謝る。



刀くいこませないで!!








...ッ、い"ッ...!」









出血...首...






主様が、いなくなる...?









嫌、嫌だ...









前の審神者様たちが斬られた時は、



何とも思わなかった。









正直に言えばほっとしてしまっていた...









守らなければいけなかったはずなのに。









でも、今の主様は。









『この人まで私から奪わないで...!



お願い、お願い薬研くん、厚くん...!!





今までで1番、暖かくて...似ているの。




私を大切にしてくれた、あの方に...!!』









薬研「っ...」









薬研くんの力が少しぬけた...!









その一瞬を私は見逃さない。









厚「薬研!!」









薬研「あ...っ」









『主様、血が!!



どうしよう、止血...!』









嫌、嫌だ...この人には、生きていて欲しい...!









厚「なっ...?!」









薬研「っおい!A!!」









宏太郎「へぇーきへーき...




ちっとかすったくらいだって.....



てかAこそ。









.









俺に触って平気なのか?」









...え?









『わ、私...人に、触れて...?』







.

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作者名:じゃがいもの妖精 | 作成日時:2021年2月5日 23時

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