151話 しらほしの秘密 ページ10
「A様達に聞いて欲しい事があるんです」
しらほしが真剣な表情で私に聞いて欲しい事があると言われた
.........しらほしからこんな事を言われるのは珍しいな...
『しらほしの頼みなら何でも聞くぞ?』
「A様!実は私、隠してた事があるんです!(泣」
しらほしから頼まれたのは珍しいと思いつつ何でも聞くと言った途端、しらほしは泣きながら隠してた事があると言ってきた
......この様子だと何やら訳アリって感じだな
「......訳を聞かせてくれないか?」
「しらほし、私達でよかったら話を聞かせてくれる?」
「実は...お母様を撃った人物は人間ではなくホーディ様だったのです」
泣いているしらほしを見かねたコラさんとくいなが泣かせない様に優しい声色で問いかけるとしらほしはオトヒメさんを撃った人物は人間ではなくホーディだと答えた
.........ホーディ・ジョーンズ、前に海賊に襲われていた所を私が助けて傷の手当てをしたんだよな
当初は人間の私に冷たい態度を取っていたが何度も手当てをしたり、ピンチになった時は彼を助けたり、彼に助けられたりしていた
そうしているうちに彼もだんだんと人間の私に柔和な態度で接してきたな...
ホーディとは今でも友人関係で接しているから他のみんなが見たら驚くだろうな...
......いや、待てよ...そもそもどうしてしらほしがその事を知ってるんだ...?
てっきり私しか知らないと思っていたが...
『.........しらほし、辛かったな。誰に教えて貰った?』
「はい。メガロが見ていたそうで」
「シャー!!!」
「もしかしたら...しらほしは(ボソッ」
しらほしを慰めつつ誰に教えて貰ったのかと問いかけるとしらほしはメガロが見ていたからそれで教えて貰ったと答えるとメガロは鳴き声を上げていた時、コラさんは小声でしらほしの事で何やら気づいた様子
もちろん私もしらほしがメガロから話を聞いたと聞いてピンと来た
恐らくだけど...しらほしは数百年に一人生まれると言う海王類と会話ができる人魚であり、古代兵器ポセイドンと呼称され、古代兵器プルトン、ウラヌスと並び称される強大な力を持っている事が明らかだ
ただ...本人はその力に気づいてはいないが...
『辛かったな...この硬殻塔の中でずっと抱え込んでいたのか...』
「でも...何で誰にも言わなかったの?」
私はしらほしを慰めながらこの硬殻塔の中でずっと抱え込んでいたのかと物静かな声で呟くとくいなは怖がらせない様に優しい声色でしらほしに問いかける
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
88人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2019年10月14日 19時