【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART4 (ページ11)

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152話しらほしは強い子ページ11

「お母様が言っておりました。「犯人を許してあげて」と。なので私はお母様の言いつけを守り、ずっと隠しておりました。この事を言えば皆様がホーディ様をお恨みになると思ったからです！」

くいなの問いかけにしらほしは意を決して答えており、その表情から意思の強さを感じ取った
しらほしは本当に強い子だな...
何だか...昔の私によく似てる気がする
私もお父さんの言いつけを守って自分の本当の名前を知る人以外には言わずに隠してきたのだから...

「しらほしは芯が強くて優しいな。その心の強さは俺達も見習いたいものだ。ここには俺達しかいないから今は思いっきり泣いていいぞ？」

「うぅわーーん！(泣」

コラさんの優しい言葉にしらほしは思いっきり泣き始めた
コラさんはしらほしの頭を優しく撫でており、まるで妹をあやしているお兄さんみたいだ
そして数分後、しらほしは泣き疲れて眠りについてしまった
メガロもしらほしの傍でぐっすりと眠っている

『本当に辛かっただろうな...しらほし』

「そうだな。実母のオトヒメ王妃の言いつけを守り続けていたんだからな」

「しらほし達にオトヒメ王妃が生きている事が言えないのが残念ですよね...(ﾎﾞｿｯ」

『伝えたい気持ちは分かるが...今はまだ駄目だ(ﾎﾞｿｯ』

私は目を細めながら物静かな声で呟くとコラさんは頷きながらしらほしの方を見て優しい眼差しを向けているとくいなは悲しげな表情でしらほし達にオトヒメさんが生きている事を伝えられないのは残念だと小声で言っていた為、私は小声で伝えたい気持ちは分かるが今は駄目とくいなに伝えた後、しらほしの寝顔を静かに見つめた

『さて...そろそろ寝るか！』

私がそろそろ寝ると伝えればくいなとコラさんは無言のまま頷いた後、私達はしらほしの隣で眠りにつく

次の日の朝

『んーー！よく眠れた！』

「師匠、おはようございます！」

『おはよう(微笑』

「おはようA、くいな」

『「おはよう、コラさん」』

背筋を伸ばしながらよく眠れたと呟くとくいなが挨拶した為、私は微笑みながら挨拶する
ちなみにコラさんは私とくいなより後に起きた様子で挨拶し、私達は挨拶した

「A様、くいな様、ロシナンテ様！おはようございます！」

『おはよう。しらほしにメガロ！』

「シャー!!!」

しらほしが元気よく挨拶をしてくれた事で私も挨拶するとくいなとコラさんも同じ様に挨拶し、メガロは鳴き声を上げながら挨拶した
やっぱりメガロは本当に可愛いな←←