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あ「ねぇ、看護師さん。私いつになったら移植できる?」
看護師が困った顔をした。
そりゃそうだよね。誰かが死なないともらえないんだから。私は誰かの死を待たなければいけない。
看護師「もうすぐですよー」
あ「もし、私が死んだらこの手紙渡してくれる?」
看護師「死ぬとか言ったらダメ!!いい?」
あ「もしもだよ」
もし本当に死が訪れたら、この日常はなくなってしまうんだよね。
あ「うぅ....ヒク...死にたくないよぉ...」
看護師が何も言わず抱き寄せてくれた。
看護師「そうだね。苦しいね。もっといっぱい泣きなさい。そして思う存分笑いなさい」
看護師の、ぬくもりは、母親みたいだった。
母親いたことなかったけど、いたらこんな感じなのかな?
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様は私の息子って思うほど可愛い (2017年12月23日 23時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 心臓に癌はできませんよ! (2016年12月24日 16時) (レス) id: c376f87d56 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ - 祥吾大好き愛してる可愛い (2016年10月22日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ラッキーガール - 続きが気になります! 更新頑張ってください!(∂∀∂)! (2016年5月22日 20時) (レス) id: f04cd44a0a (このIDを非表示/違反報告)
我らが暴君ボスLOVE(プロフ) - いえいえ(´˘`*) (2016年5月16日 21時) (レス) id: d9fa373261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彙褪夜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/izaya121225
作成日時:2015年12月13日 10時