元彼の秘書として働くことになりました2【黒バス】

陸拾 ページ10

氷「＿＿＿！A！」

辰也兄さんの声で目が覚めた。

あ「あれ？寝てた？」

氷「少しだけね」

黛「どいてくれ。食事ができない」


なんと、寝ていたのは黛先輩の膝枕だった。

うわーなんてことを‼‼‼‼


あ「ごめんなさい」

黛「別にかまわない」


食事を終えて、黛先輩は「帰る」と言って帰って行った。


あ「辰也兄さん今日は寝るよ」

氷「今日はじゃなくて今日もでしょ」

あ「はい。そうですね」


これからどうなるんだろうなー。

その時電話が鳴った。


あ「知らない着信だ」

出た方がいいのか出ない方がいいのか迷った結果、出た。

あ「もしもし、どなたですか？」

瑠『私よ。瑠璃飛鳥よ』

あ「あの、寝たいんですが」

瑠『いい身分ね。余裕があるみたいね』

あ「で、用件を」

瑠『あなただってわかってるんじゃないの？赤司さんのお父様に言われたにもかかわらずまだ付き合っているんだってね。もうそろそろ夢から覚めてもらえないかしら？もう十分でしょ？』

あ「人の人生勝手に決めないでもらいたい。私には私の人生があります」

瑠『あらそう。なら交渉は意味ないのね。痛い目見るのはあなたの方よ。どんなに痛い目を見るのかしら?』

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