元彼の秘書として働くことになりました2【黒バス】

捌壱 ページ31

涼太との待ち合わせ時間。

目が腫れているまんまだった。

意外に勘が鋭いからな...涼太。

きずかれないようにしよっと。


黄「こっちッス！」

あ「あ、涼太」

黄「急に呼んでですみませんっス」

あ「いいよ。別に。暇だったし」

黄「泣いたんっすか？」


と言って顔をちかずけてきた。

一瞬ﾋﾞｯｸっとなったけど笑顔で答えた。


あ「ちょっとね」

黄「何があったんっすか？」

あ「えーっと言わなきゃダメかな？」

黄「まぁ、どっちでもいいっスけど、喋った方がすっきりするっスよ」


と言う言葉に甘えてしまったのか出来事を話した。

なんて言われるんだろう。


黄「そうっすか。なら、今フリーってことっすよね」

あ「え？」

黄「俺ならちゃんと変化を見抜いてあげれるし守ってあげる自信があるっス」

あ「ごめん、何言ってるか分かんない」

黄「も〜ホント鈍感なんっすから」


と言ってもう一度顔を近づけてきた。

キレイに今どきの子に人気がありそうな顔。

そう思ってると、


黄「動かないで...」

あ「え...」


唇が重なった。

お知らせ→←捌拾

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す