元彼の秘書として働くことになりました2【黒バス】

漆漆 ページ27

青「お前何でだよ...」


わかってる。

俺も。

言ってはいけないことぐらい。

一番苦しんでるのはAだ。


今「まぁ、落ち着けや...青峰」

あ「今吉さんは病院に行きましょう」

青「何でそんなにも冷静でいられるんだよ！」

今「青峰！」


叫ぶ今吉さんはいたさを我慢していた。


氷「今吉さんは俺が連れていくよ」


そう言って、今吉さんと辰也兄さんは病院へと向かった。


黒「場所を変えましょう」

あ「そうだね...」


カフェに入った。


青「何で諦めたんだよ」

あ「もうこれ以上、私の為に人が犠牲になるなんて嫌だから」

青「お前はそれでいいのかよ」

あ「言いわけ...ないじゃん」


涙がこぼれる。


青「なら何でだよ？！！」


店内で騒いだせいか、他のお客さんがこちらに視線をやってくる。

店員「申し訳ございませんがお客様。もう少しお静かに...」

あ「すみません。気よつけます」


青「俺は、いつだって守ってやれる。赤司よりも誰より早く」

あ「それは...」

黒「青峰君。少し、落ち着いてください。一番苦しんでいるのはAさんですよ。青峰君がｶｯとなっても何も解決しません」

青「わかってるよ。テツ」


少し落ち着きを取り戻したみたいだった。

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