元彼の秘書として働くことになりました2【黒バス】

伍参 ページ3

思いっ切りあんなこと言ってしまった。

絶対勝ち目ないのに...。

あっちはお金持ちのお嬢様。

こっちは平民。

この違い大きすぎる。

別に逃げてるわけじゃない。

ただ...


あ「はぁー」

赤「ため息なんかついてどうした？俺に会いたかったのか？」

あ「今、それどころじゃないです。さっき...」


ダメだ。言っちゃ。

私だけで背負わなくては。

あ「何でもないです」

赤「気になるから話せ」

あ「本当に何でもないです」

赤「いいたくないのならそれでいい。でも、苦しかった言えよ」


十分苦しいよ。

でも言ったら、貴方は私を守るんでしょ？

自分自身の事も守れない私なんて、征の隣にいる資格なんかない。

強くならなくちゃいけない。



自分だけで戦っていける力を。

何とかここは乗り切らなくちゃ。

あ「心配してくれてありがとうございます」



その頃瑠璃飛鳥は動き始めていた。





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瑠「はい。そうです。なので『結婚』したいと思いました。縁談を進めてください」

今に見てなさい。彙褪臞Aさん。

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