無口で無表情女子は桃井に誘われ嫌々マネージャーになりました。それで、彼らは彼女に笑顔を教えることにしました。

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黄「ゲーセン行きたいっス！」

青「何でだよ」

黒「いきなりどうしたんですか」

緑「狂ったのだよ」

紫「もともとでしょ〜」

黄「何か皆ひどいっスね！」

あ「ドＭ？」

黄「喋ってくれたけどすっごく悲しいっス〜！」

普段本当に何もしゃべらないのにたまに話すところが面白い。




ということで、ゲーセンに向かうことになりました。

桃「ねーね。皆でプリ撮ってみない？」

青「何でだよ」

桃「えーだってほしいんだも」

黒「いいんじゃありませんか？こんな機会あまりありませんし」

赤「なら、撮ってみようか」

紫「うわぁ。せま」

桃「背が高い人は後ろにねー。テツ君は前ね」

ｶｼｬ

桃「はい！」

切り取られ、皆に配られた。

もう６時だった。




黄「楽しかったスね！」

黒「たまにはこういうのもいいですね」

ドス

あ「...すみません」

？「ごめん」

黄「大丈夫っすか？」

あ「(ｺｸﾘ)」

ぶつかった人が読んでいた小説が落ちてしまったので、拾って渡した。

あ「すみませんでした」

？「こっちこそ、本読んで歩いてたから別に」

頭を上げて顔を見てみると、高校生だった。

その顔は懐かしく思え...

その相手も驚いた表情をしていた。




気のせいか...

赤「どうしたんだい？」

何でもないと言うように首を振った。

あ「ちょっと、知り合いに似てた」

赤「そうか。ケガとか無いか？」

あ「(ｺｸﾘ)」

赤「ならよかったよ」

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