無口で無表情女子は桃井に誘われ嫌々マネージャーになりました。それで、彼らは彼女に笑顔を教えることにしました。

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黛「洗脳されてしまったのか？」

あ「違う。私が選んだ道」

黛「誘導されたんだろう？」

あ「違う。自分の本当の気持ち」

黛「なぜ、兄との約束を果たさない」

あ「約１０年間守り続けてきた」

黛「ならどうして？」

あ「疲れちゃった。自分の意志とは反対のことは。だって、寂しかった。誰もいない暗闇の中。ずっと独りぼっち。寂しかった。さつきが声をかけてくれてバスケ部のマネになった。嬉しかった。もう、一人で苦しまなくてもいいと思った。だから、裏切ったわけじゃない」

Aは言い切った。

俺たちはそれを見ていることしかできないけれども、Aを信じることはできる。





黛「・・・真剣だな」

あ「え？」

黛「キセキの世代。俺の妹の事頼んだ」

黄「それって...」

黛「縛ってすまなかった。そんなに苦しんでたなんてな。笑顔を教えてあげてくれないか？」

赤「わかりました」




あ「兄さん！」

黛「お前はもう一人じゃない。よかったな。じゃーな」

あ「どこ行くの？」

黛「家に帰るんだよ。いつでも遊びに来いよ。待ってるから」

あ「うん！」





桃「良かったね。A」

Aは笑顔はまだできないものの無口ではなくなった。

赤「これから、お前に忘れた笑顔を教えていく」

あ「ありがと。皆」

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