初女子！野薔薇ちゃん ページ7
五「はいじゃあ残りの1人をみんなで迎えに行こう！」
朝っぱらからすごいテンションの五条先生に
伏黒くんは嫌な顔をしながらも私たちは渋谷に来ていた
あ「…なんで渋谷？」
五「本人の希望なんだ
多分そろそろ着くと思うよ！
あ、Aは僕の傍から絶対離れないでね？」
そう言って私の右手をギュッと握る五条先生
虎「えっ！？ちょ、2人ってどーゆー関係！？」
伏「ﾊｧ 虎杖うるさい」
五「僕とAは運命の番なんだよ」
虎「運命の番？へぇーほんとにいるんだな」
あ「…いやその前に虎杖くん楽しみすぎでしょ」
みんなスルーしてたけど虎杖くんはポップコーン片手に
2018という変なメガネをかけている
聞くと虎杖くんも地方から来たらしく東京は初めてなんだそうだ
東京って人多いよななんて呑気に辺りを見回して楽しんでいる
すると
目の前の駅から私たちと似たような制服を着た女の子が出てきて
スカウトのおじさんに自ら声掛けをしていたのが目に入った
伏「…まさかあれですか？」
五「あの子だね」
虎「えー俺あんなのと一緒に歩けねーよ」
伏「お前もだよ怒」
その後五条先生がその子を呼ぶとこちらに気づき歩いてくると
釘「ふーん…あんたたちが同じ1年ね」
五条先生に言われ虎杖くんと伏黒くんが自己紹介をしたのだが
いかにも不満そうに何か失礼なことを考えてそうな顔をしたその子
そのままその子は次に私に視線を向ける
すると突然キラキラと目を輝かせ私の手を握った
釘「ねぇねぇ！名前は！？」
あ「あ、えとAAです笑」
釘「Aね！私は釘崎野薔薇！のばらってよんで！！」
2人とは180度違う態度に虎杖くんも伏黒くんも
のばらを不満そうに見ている
五「さっすがA！Aは世界一可愛いからね〜」
釘「はあ？ちょっとそれセクハラなんですけどー！
教師がそんなこと言っちゃダメでしょ」
のばらは私を先生から守るように抱きしめると言った
五「ふっふーん笑
Aは特別だからね〜」
釘「は…ちょっとA！あんたこの教師と付き合ってんの！？」
激しく身体を揺さぶられ問い詰められる
五「Aは僕の運命の番なんだよねー」
ニコニコと私に笑いかけてくる五条先生
それを睨みつけるのばら
人と出会う度繰り返されるこの説明に私はため息をついた
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作者名：きい | 作成日時：2022年8月7日 0時
