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42話 御幸side ページ42

「の、のりますーーーー!!!!閉めないでーーー泣」



朝からうるせーな笑

この上品なマンションらしからぬ人がいるもんだ笑



ありがとうございますと言った声に聞き覚えがありこの容姿にも見覚えがある。



夏!?!?!?


何やってんだこんなとこで、、、、


御幸「久しぶりだな。こんなとこで何してんの?」


夏「え?おととい引っ越してきたの!御幸は?彼女ん家とか?」



引っ越してきたって、、、、

ここ若手の芸能人とかが住む1LDKでも家賃20万する物件だぞ、、、、苦笑



ちなみに俺は2LDKでその倍はするけど( ̄▽ ̄)



夏ってそんな稼いでんの??????笑



御幸「いや、俺ん家だよ。」


今年に入って千葉ロッテに移籍が決まった。
即戦力でレギュラーになり、パ・リーグは飛行機移動が多い為、空港の近くに住んだ。


彼女は現在いない。移籍と同時に別れを告げた。


問題は俺にある。
相手を愛せないという最大の問題が、、、



なんでこうなった?

どこでこんな欠陥人間になった?



本当はもうわかってる。

鳴から夏と付き合いだしたと聞いた日から俺は人を好きになることを辞めた。




こんなところで再会するなんて思いもしなかった。



夏は綺麗になった。

学生時代よりも少しスラッとしてスーツが似合う、女子から女性になっていた。




エレベーターの中で少し気まずい空気。



視線を感じる。




御幸「なに?」


夏「え?//// な、なんでもない。。。」



なんだよその顔。///

焦った顔、可愛いすぎ笑



御幸「着いたけど?急いでたんじゃないの?」



夏「あ!そうだった!!!! 早くしないとフライトが、、、、。お先に!!!!(>_<)」




フライトかー。

夢叶えてちゃんと飛び回ってんだな。ε-(´∀`; )


よかった。
夏の夢がダメにならなくて本当によかったよ。



俺も結果が出ない時期を乗り越えて今では日本代表すら夢じゃない。

そろそろ結婚して身を固めろとかひたすらアナウンサーや女優を紹介してくる余計なお世話な先輩もいる。


もちろんそれも考えた。






やっと一人前になったのに、彼女はもう俺のライバルと付き合ってんだからな。




それでも同じマンションで再会したこと、
運命だと思っていいよな?





いや、、、、なんか女々しいな、俺。。。////

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- ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年6月11日 23時) (レス) id: e1d34ae6d7 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 続き待ってます頑張ってください応援してます (2019年6月10日 21時) (レス) id: 519b827493 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年2月19日 10時

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