27話 御幸side ページ27
俺は高校ドラフト1位で横浜に入団。
同じく成宮鳴がドラフト1位で巨人に入団。
そして薬師の真田がドラフト1位でヤクルトに入団。
俺たち3人は同じリーグでとてつもなく近場で野球することが決まった。
どんな縁なんだか、、、、笑笑
そして入団3年目の現在、2人は一軍でローテーションに入り俺は10年先輩の捕手と併用されるまでになった。
今日から東京神宮で三連戦。
しかも先発は真田なんだよなー。
この場所で真田が投げるとか、、、、
思い出すなぁ、高校の時を。
「御幸! 久しぶりだな!」
御幸「おう。やるじゃん、今や先発勝ち柱!」
真田「お前らに負けまくったここが本拠地だからな。笑 それよりまたスキャンダルとかそっちの方がやるじゃねーの笑」
御幸「ガセだよ。 なんでもかんでも熱愛って酷くね?笑」
真田「え〜アナウンサーとか羨ましいけどな」
御幸「出たな女好きが、、、(T_T)」
真田「今日実家だろ? 会わねーの?彼女と。」
御幸「ばーか。俺は寮だよ。女と会えねーからって早々に退寮するようなお前とは違うからな。笑」
真田「はは笑 でも見にくんだろ?」
御幸「言ってなかったっけ?俺彼女いないから」
彼女いない歴2年。
入団してすぐの夏。
寮から出ると見たことのある男性が立っていた。
夏の父親。。。
「御幸くん。夏と別れてくれないか。このままでは夏がダメになってしまうと思うんだ。もちろん君のせいじゃない。私の娘が情けないだけだ。」
御幸「、、、、、、、。」
夏父「大学にも行かないで君と会える日をずっと待ってる。 でも君は会える状態じゃないし君も重荷だと思う。これはお互いの為だと私は思う。夏は大学を卒業してきちんと自立したとき、御幸くんはプロ野球選手として一人前になったとき、一緒になりたいと思ったらなりなさい。」
その通りだな、、、、、。
夏に連絡したのは卒業してから2、3回。
大学に行ってないって???知らなかった。
俺と夏じゃ
あまりにも環境が違いすぎるよな、、、、
俺はお父さんの言う通り夏とは別れることにした。
2人の想いが同じなら、
夏が社会人になった後でも、、、、
俺から別れを告げた。
大泣きした夏を置いて俺は寮に戻った。
こんなに心が痛いのは初めてだった。
心に誓った。
早く一軍に昇格して活躍する。
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主 - ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年6月11日 23時) (レス) id: e1d34ae6d7 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 続き待ってます頑張ってください応援してます (2019年6月10日 21時) (レス) id: 519b827493 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年2月19日 10時