昔から好き。2nd

14話 ページ14

御幸Side


本当に今日はびっくりした。


転校生が来るだけならまだしも、
来たのがあゆみだった。


あゆみとは保育園が一緒で仲が良かった。



稲実に行く方向があゆみの帰り道だったので途中まで一緒だった。



実はあゆみは俺の初恋の相手。。。。


5歳なりに好きだったんだろうな笑



懐かしい。



鳴「一也！ 遅ぇよ！」


御幸「悪い！ アップいこーぜ！」

鳴とランニングしてると何かを勘ぐったように突きつけてきた。


鳴「一也。 夏が元気ねーけど、なんかした？」

御幸「なんで？なんもしてねーよ」


鳴「一也が誰と付き合おうと好きだろうとお前の自由なんだけどさ、、、、 夏を泣かすのだけは絶対許さねーから。」



そっか。

やっぱりな。


御幸「お前、夏のことやっぱり好きなんだな。幼馴染としてじゃないだろ。 1人の男としてすきなんだろ？」



鳴「別に。 泣いたらややこしいあいつの顔、見たくないだけ！」



おもしれー言い訳。笑


あゆみのことか。。。。。。

鳴に話したんだろうな。



確かに動揺はした。
初恋だけどガキの頃の話だし。


俺と夏の信頼度ってこんなもん？

モロい。



鳴と夏はこんなことでグラつくか？


いや、、、、。 グラっともこないんじゃねーか。



あ。。。今、俺鳴に嫉妬してる？




そーか。そーだよなー。。。。

もしかしたら俺の方が
よっぽどややこしいのかもな。



でも、
いちいち初恋だって言うのもな？

今、夏と付き合ってんだし余計なことだと俺は思うけど。









しかし、あゆみが帰ってきたことでこんな展開になるなんて思ってもみなかった。

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