START:DASH!!〜4〜

迎え ページ28

我々はさっさと支度を済ませて、ロビーへ向かった。



貴方「そういえば今日はAAAとDa-iCEって同じテレビ曲だったわよね？」



大輝「そうだね。現場は別だけど」



西島「ってことで今回は大輝は我々のロケ車で移動か」



私達はマネージャーやスタッフに挨拶し、車に乗り込んだ。



貴方「そう言えば二人、今朝スゴい寝相だったわよ」


大輝「嘘！？」


貴方「大輝君は別に大丈夫だったけど、にっしーが若干ね。


雑魚寝というか、そんな感じよ」


西島「あ、通りで足の下に何か感触があったわけだ」


大輝「起きる時大変だったよ」


貴方「さらっと毒を吐いた。昨日何か話し声聞こえたけど、何話してたのよ？」


西島「男同士の秘密だよ。女子会みたいなやつ」


貴方「......恋バナね。好きな人いるの？」


大輝「今は特にいないかな」


貴方「Da-iCEは頑張り時だからね。恋愛してる暇ないか」


西島「俺も頑張り時なので同じく。マッキーは？」


貴方「私も頑張り時だからね。でも企業秘密よ」


大輝「人の聞いといてそれ、とは」


西島「何かズルいよなあ。あ、あと怖い話もしたよ」


貴方「それでよく寝れたわね」


大輝「二人だったからね。一人だったらもうオールしてた」


貴方「むしろ幽霊を見ないためにずっと目瞑っといた方が良いと思うけど」


大輝「あっ、その方法があるか」


貴方「で、何の話したのよ？」


西島「多分マッキーも知ってると思うけど。


ネットで読んだ話だけどね、『しんちゃん』って男の子がいたんだ。


あっ、クレヨンしんちゃんのことじゃないよ。真司郎のことでもないから」


貴方「なんだ、真司郎だったら面白かったのに」


大輝「人の不幸を喜んでることになるよ」


西島「しんちゃんは一人っ子でお父さん、お母さんから沢山の愛情を受けてすくすく育つんだよ。


で、しんちゃんが五歳になった時、しんちゃんに弟が生まれるんだよね。


勿論、お父さんもお母さんも弟を可愛がるし、弟の世話でいっぱいいっぱいだった。


それでしんちゃん、段々弟に嫉妬するようになった。


皮肉なことに、弟が大きくなってどんどんしんちゃんに懐くようになったんだよ。


毎日、しんちゃんの後を『しんちゃん、しんちゃん』って行って着いてくる。


当然、周りからは仲の良い兄弟みたいに見られた。


しんちゃんも、お父さんとお母さんがいる前では弟のこと可愛がってたけど、


二人きりの時は一切面倒見ない」

しんちゃん、前→←朝

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーキャラ

松浦果南(ラブライブ！サンシャイン!!)

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