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ジャンヌ・ダルク ページ12

ハル「この塔の名は“楽園の塔”別名“Rシステム”」

エ「10年以上前だ黒魔術を信仰する魔法教団が“死者を蘇らす魔法”の塔を建設しようとしていた」

ル「死者を蘇らす!?」

ハル「政府も魔法評議院会も非公認の建設だった為各地からさらってきた人々をどれいとしてこの塔の建設にあたらせた」

エ「幼かった私も兄さんもここで働かされていた」

ル「え‥」

エ「ジェラールとはその時の知り合いだった」

―――――――――――

ジェ『エルザ!ハルト!‥ハァハァ』

!!

ジェ『オ‥オイ!しっかりしろ!!……!!なんで‥なんでこんなヒドイ事を‥オレたちが何をしたというんだー!!』

エ『ジェラー‥ルなの?』

ハル『くっ‥』

ジェ『二人とも‥よかった!もう大丈夫だよ!助けにきたから』

エ『ど‥どうやって‥』

ジェ『もう後は退けないよ‥戦うしかない』

エ『たたか‥』

ハル『!!後ろ』

ジェ『((ガン‥いぎ』

『このガキだ三人もやりやがった!』

『簡単に殺すな!!見せしめにするんだ』

((ドンガンガゴ






((ギィィ

シ『エルザ!』

ショ『兄さん!』

シ『ジェラールはどうした?あいつ‥奴等の目を盗んで二人を助けに行くって‥』

エ『……((ガシャ』

シ『エルザ‥ハルト‥』

ロブ『そっとしておやりよかわいそうに懲罰房でよほどヒドイめにあったんだろうねえ』

シ『けど‥ジェラールが‥』

ロブ『きっと身代わりにつかまってしまったんだろね…』

ショ『ぐす‥もうやだ‥ひっくもうこんなトコやだぁあ!!うわああん』

『何の騒ぎだ!おとなしくしねーかクソガキ!』

ロブ『大丈夫おじいちゃんが近くにいるからね』

『〜〜〜〜』

『〜〜〜』







戦うしかない

エ『うあああ!!((ブン』

ハル『はあああ!!((ブン』

((ごがっドゴッ

『何だ!!』

『反乱だーー!!』

エ『従っても逃げても自由は手に入らない』

ハル『戦うしかない!!』

エ・ハル『自由の為に立ち上がれ!!』

『オオオオ!!』





エ「私たちは自由の為‥ジェラールを救う為に立ち上がった」

ハル「あの頃のジェラールはみんなのリーダーで正義感が強いやつだった」

エ「しかし‥ある日を境にジェラールは別人のように替わってしまった」

ハル「もし人を悪と呼べるならオレはあいつをそう呼ぶだろう」

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作者名:凰華蓮華 | 作成日時:2013年2月13日 18時

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