133 大乱闘スマッシュ七班ズ ページ15
A「……枕いります?」
スッと差し出すと、照れているのか私の手から奪い取りナルトに思いっきり投げ出した。
ナルト「あー!やったなぁ!?」
大乱闘スマッシュ七班ズの開幕じゃ!
…なんて抜かしてるものの、年下相手にガチになり、おまけに口元が緩んでいるのに自分でも呆れた。
ま、今日くらいいっか!
サクラ「へっへーん!あんた達当てられるもんなら当ててみなさい!」
サスケ「なっ!」
A「あー!自分はできるからって、壁登ってるー!」
ナルト「サクラちゃんずるいってばよぅ!」
くっそーと容赦なく枕を投げつけにいくナルト。あんた、サクラの事好きなんじゃないのかよ。しかし、いつもウザがっているサクラもサクラでキャーとか言ってめちゃ楽しそう。
でも、楽しんでるのはそれだけではない。
ナルト「見て見て!二刀流!」
サスケ「フン、まだまだだな。」
A「お、お前まさか…!」
サスケ「………三刀流だ。」
ニヤッと笑い背中を見せたと思えば、服と背中の間に枕を挟み、両手には2つ。まるで亀のような姿のサスケ。
A「天才か…」
サクラ「サスケくんかっこいー!!」
なんだかんだでサスケが一番楽しんでるのかもしれない…なんて思って苦笑してしまった。
やべえ、、楽し…!
4人ともお風呂の後だというのに汗だくで、息も切れてきた。
もう素直に12歳たちと遊んじゃっていると、おーいと聞き慣れた声がして引き戸が開いた。チラッと見るとお風呂上がりのカカシ先生がいつものジト目で突っ立っていた。
カカシ「お前たちそろそろ寝ろよー、って元気だねぇおまえら…物壊すなよ?…………いやホントに。」
しかし、私達はそんなの気にせず暴れまくり疲れるところまで疲れた私達なのだった。
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わんだ - 封印の儀を乗り越えて帰ってくる日を待ってます! (2021年11月10日 5時) (レス) @page29 id: 73a30926fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フェイル | 作成日時:2020年3月31日 15時