検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:23,104 hit

131 痛くない ページ13

ほんと勘弁してください…神様仏様、ツナミ様ぁ!


ツナミ「ちょっ、ちょっと!暴れないで!ナルトくんそっち抑えてて!」


ナルト「任せろってばよ!」


A「馬鹿!ナルトこっち来んじゃねぇえ!馬鹿!」


しかし、ナルトはそんな私の声に耳も貸さずバタつかせている私の足を抑えてくる。流石は男の子なだけあって、ちょっとやそっとの力では動じない。でもこちらは5歳も年上。そう簡単に負けてたまるか!と蹴飛ばす。


A「ふぬぬぬ!」

ナルト「ぐぬぬぬぬ!」


くっそ、なかなかやるな…!と足元でナルトと死闘を繰り広げていると、おしまい!という声が聞こえた。



A「え…おしまい?」


ツナミ「そうよ、おしまいよ?それとも、他に痛むところでもあるの?」
A「ありません!ありがとうございます!」

ふふっと笑って消毒液やらを薬箱にしまうツナミさん。しっかりテーピングがされている右手をグーパーしてみる。


痛くない…。


ナルト「いひひっ!Aってばビビリだってばよぅ。いひっ!」


と布団に寝転がりニヤニヤ笑ってくるナルトの頭はお風呂の後だからか、普段より髪の毛が少なく感じられた。


A「……どの口が…」

ナルト「ん?なんか言ったかー?」






A「どっ、どの口がいっとんじゃぁぁあ!!」


私は隣にあった枕を黄色い頭目掛け投げた。

確かにビビってましたけど?自分で傷つけて?カッコつけた後に半泣きになってたナルトにいわれたかねぇよ!!


ナルト「お前ぇぇえ!」


今度は向こうから枕が返される。


A「私に枕投げで勝とうってか?5年経って出直してきやがれ!おりゃ!」


ナルト「そのセリフ、そっくりそのまま返すってば…よっ!」


と、枕投げはどんどんエスカレートしていく。あんた達辞めなさいよ!なんて注意するサクラに従ってる場合じゃ無かった。

132 ナルトラーメンボンバー→←130 右手



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
224人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

わんだ - 封印の儀を乗り越えて帰ってくる日を待ってます! (2021年11月10日 5時) (レス) @page29 id: 73a30926fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:フェイル | 作成日時:2020年3月31日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。