旧作 神様はいた。2【NARUTO】【カカシ落ち】

55 やる時はやる女 ページ16

この1年、私はアカデミーの中では落ちこぼれだったかもしれない。けれど、全部が出来ない訳じゃない事をここで弁解させてほしい。

私だってやる時はやる女。

いつも怠けたり、毎度チートを使ったりしているわけではないのだ！



まず、体術。
これは部活で身につけた動体視力と反射神経で型を教わると意外とすんなり出来てしまった。
基本的には投げ技が得意だ。それに実はちゃんと筋トレとかしてる。



さらに、元の世界でNARUTOにハマり、練習してきた印の練習が今すごく役に立っている。ナルオタの極みだ。

術は出せない代わりに、印は誰よりも早く覚えて、速く結べるように心掛けている。自分で言うのもなんだが印を結ぶスピードは、ずば抜けている。と思う。


テウチ「一丁あがり！」


スッと差し出された器には、乳白色のスープに綺麗な卵、可愛いナルトが２つ、メンマに山盛りのネギ。ゆらゆら揺れる湯気と共に食欲をそそる香りが鼻をくすぐる。


これぞ一楽のラーメン！


A「いっただっきまーす！」


一口すすると、もう美味い。美味。ホントにこれはすごい。


カカシ「Aは美味しそうに食べるよねー。」


A「テウチさん最高です。」

そうだろ、そうだろと頷きながら目を細めるテウチさんがゆるキャラに見えてニヤついてしまった。

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