第48夜 ページ5
アラジンは、語りかける
まるで微笑みが天使のようd((
「初めてあった日を覚えているかい？
あの時きみはおじさんに散々馬鹿にされて...
自分の夢や名誉のために怒ることは無かったね。
けれど...他の人の命の価値が馬鹿にされた時...
本気で怒り、戦い、助けに身を投げ出すことを、ためらいもしなかったね。
僕、あの時からね.....」
「君のことが、大好きになったんだ！」
裏のない好意だけの言葉に私もやや照れる
アラジンはたくさんの温かい言葉を紡いでいく
アリババとって、この言葉たちは一番心に響く言葉だろう
アラジンがアリババに微笑むと、アリババは泣きそうな顔をしながら、言葉を探す
2人で顔を見合わせ、幸せそうにしている姿は＿＿＿＿＿＿って
…あれ？2人の世界に入っちゃったぞ…？
……私も居るんだケドナー
悲しく思って、へこんでいると、アリババが私に同意を求めてきた
「な！！Aっ！」
え？なんの話！？
「あ、うん！そうだね！」
その瞬間アリババは死んだ目でこちらを見た
「…お前、聞いてなかったろ」
ぎくっ
バレてる…
私の顔を見るとアリババは溜息をつき、困ったようにニッと笑った
「『迷宮』はまだある…他にも、世界には楽しいこと、ワクワクすることがいっぱい
まだ、まだ眠ってるはずなんだ…
だから 」
アリババは私たちに微笑んだ
「全部見に行こうぜ アラジン、A！！
どーせヒマなんだろ？
寄り道しながらワイワイ言いながら行けばいい！
なあ、一緒に行こうぜ！」
キュッと鳴る胸が痛い
目の前もぼやけてて、
気を抜いたら涙が溢れてしまいそう
「うんっ うんっ！行きたい！」
私は笑って言った
アラジンも満面の笑みを浮かべて言う
「うんっ 行く！！」
私たち3人は笑い合う
「一緒に行こうね！ 」
「 約束だよ？」
アラジンはそう言った
あの人たちは無事だと分かったんだから、
ゆっくりこの子たちと旅をしながら会いに行けばいい…
今はこの子たちと一緒にいたい
2人の楽しそうな顔を見ながら思う
あの人達にちゃんと会いに言って、この子たちを紹介するんだ。
この子たち、驚くだろうなぁ
ふふっ
そして、みんなで一緒に＿＿＿＿＿＿
そんな幸せを想像しながら、私は穏やかな眠りについた
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パンの耳(プロフ) - 小冬さん» ありがとうございます！頑張ってかわいく書いてたので、そう言って貰えて嬉しいです笑頑張っていきますね！！ (2019年8月5日 19時) (
レス) id: 348921769e (このIDを非表示/違反報告)
パンの耳(プロフ) - Ｎてゃんさん» ありがとうございます！楽しんで頂けて何よりです！！続きをはやく書けるように頑張ります！！ (2019年8月5日 19時) (レス) id: 348921769e (このIDを非表示/違反報告)
小冬 - 面白くて、一気に読んでしまいました！！アジーズちゃん可愛い、面白い！！これからも頑張ってください！ (2019年7月23日 16時) (レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
Ｎてゃん(プロフ) - 一気に全部読んでしまいましたアラジンの話を探してたのですがこのお話読んで良かったですぜひ続きをよろしくお願いします！楽しみにしてますね応援してます！！ (2019年6月19日 13時) (レス) id: 6afec1b512 (このIDを非表示/違反報告)
パンの耳(プロフ) - 田んぼさん» ありがとうございます！遅いですが頑張っていきます(*´∀`)♪ (2019年4月21日 22時) (レス) id: 2f7c56e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンの耳 | 作成日時：2019年1月17日 6時
