適当に言ったら本当になった【江口拓也】

24*° ページ27

5月になった頃、私の体に異変が起きた。

吐き気がしたり、イライラしたり、熱っぽかったり、それ以外にも色々あった。


拓也には、心配掛けたくなくて黙ってたけど、この症状と…ね。



まずはネットで調べて、その後でお母さんに話した。

あ、実家は東京にあるから、話をしに帰ったよ。

孫がやっと見れるかもしれないねって喜んでくれた。

そして、その日のうちに拓也にも話をした。



『って事があって、明日病院行ってくる。』



拓也に話すと、一緒に行かなくていい？と聞いてくれた。

仕事だから行けないくせに、優しいんだよなぁ。



『拓也、お父さんになるかもしれないね。』


｢Aだって、お母さんになるかもしれないじゃん｣


『早く明日にならないかな〜』


｢すぐ報告して！！｣


『わかってるよ』


｢めちゃくちゃ楽しみ｣



拓也が喜んでくれて本当に良かった。



｢A、今日は俺ももう寝る。｣


『台本チェックするでしょ？いいよ別に。』


｢俺がAと寝たいの。｣


『それなら好きにしていいけど』


｢うん。一緒に寝よ。｣


『結婚することばかり考えて、子供なんて考えてもみなかった。』


｢俺もびっくりしてる。｣


『拓也と結婚することも考えてなかったけどさ。

その先なんてもっと考えなかったもん。

でも、せっかくなら2人は欲しい』


｢そうだね

兄弟いる方が安心できる。｣


『幸せにしてあげたいな〜』


｢それなら俺は、Aと子供達を幸せにしてあげたい｣


『節約できるの？』


｢が、頑張ります…｣


『その分稼いできてくれたらいいよ笑笑』



私達は、2人で手を繋いで寝た。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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