適当に言ったら本当になった【江口拓也】

13*° ページ15

神戸から帰ってすぐのこと、、

マネージャーの山田さんが新しい仕事について話してくれた。


『ワンピース…ですか！？』


来年の夏前に、ワンピースの新章が始まるからそのオーディションに出ないかというものだった。

そういえば、この前から大谷育江さんとご一緒した時にチラっと話したかも…


『受けたいです！』


こんなチャンス、次はいつ来るか分からない。

絶対役を取ってみせる。

興奮した私は、えぐに自慢した。


みかげワンピースのオーディション受けられることになった!!!


初めてこんなこと送ったかもしれない。

ただ嬉しいってことをえぐに伝えたかった。


江口拓也すげーじゃん。おめでとー


みかげありがとう


絶対受かりたい。

ワンピースに出ることは、私の夢だから。

オーディションは2週間後。

受ける役は、男女合わせた5役だった。


これを聞いた日の午後は、神谷さんと同じ現場だったから、ワンピースについて色々聞いてみることにした。


『助けてください』


｢知らねぇー｣


『最近、えぐと似た扱いしてません？』


｢してないよ。

ま、自由とえぐぅと御影の同年齢トリオは、やばいやつだと思ってるけど。｣


『自由くんとえぐ…最悪の気分です。』


神谷さんからは、話を聞けなかったし、教えてもくれなかった。

自力で頑張るしかないか。

と、決めたら直ぐに漫画を読み漁った。

14*°→←12*°

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す