夜に咲く華の如く【Dグレ】

２組の襲撃 ページ7

シャンベリーについた
ドーム型の橙色の結界が、街を守るように覆っていた
ファインダーが中に入れない
俺たちはファインダーを置いてシャンベリーの街に入った

ア「うわぁ…暖かいですね。外はあんなに寒いのに」

神「おいモヤシ！さっさと回収するぞ！」

ア「アレンだって言ってんでしょ！！」

報告によると、シャンベリーには春以外の季節が来ないという
イノセンスの影響だろう

ビキッ

突然、何かがひび割れた音がした
門の方向でひびが少しずつ広がっている

ビキビキッ バリィィィィィン！！

イノセンスの結界が破れた…
冷たい風と共に、AKUMAの大群が押し寄せてくる

神「チッ、六幻、発動。界蟲一幻！」

ザコが多く、数体破壊された

？「キャハハハハハ！！やっぱしこいつらじゃ勝てないかぁ」

だれだ？
額に聖痕…こいつ、ノアか

ア「！！ ロード！？」

ロード「久しぶりぃアレン。イノセンスはもらうよぉ」

モヤシの知り合いか？

ア「させるか！」

あいつ…また考えなしで突っ込んでいきやがって…
兎はAKUMA討伐に必死だな
俺は１人でイノセンスの回収に向かった

この街の中央にある時計台
その先端にある風見鶏がイノセンスだ
回収するために手を伸ばした

？「そいつは俺のもんだ。てぇだすな」

日本語？

？「お前…まぁいい。命がおしけりゃさっさと帰るこった」

顔を欠けた狐面で隠しているせいで口しか見えない
こいつ…

神「風狐か」

風狐「自分で名乗った覚えはねぇけどな」

神「どうでもいい。イノセンスは回収する。お前も捕獲する」

風狐「愚かな選択だな。何故だ？」

ガキィン！

神「お前にも用があるんでな」

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