夜に咲く華の如く【Dグレ】

稲荷神術！？ ページ17

アレンside

ア「待ってください！！Aは！？」

方舟の中
伯爵に連れてこられた僕たちは、ティキ・ミックというノアと話してるとき
ずっと考えていたことを口にした

ティキ「…安心しろよ。お姫様は無事だ。今のところはな」

ア「？どういう意味ですか！？」

すでに立ち去ったのか、応答はない

ドォォォン！！

方舟は崩壊を続ける
そのときゴソゴソと音がした
神田の服の中から…ん？

ア「神田！こんな非常事態に何持ってんですか！！」

神「知るか！！」

出てきたのは

九『ん〜…プハッ！…どこ此処…』

狐！？

神「てめェいつから…！」

九『あれ！？おい、Aは？』

神「ノアに連れ去られたんだよ！！」

九『な、なにィィィィ！？』

慌てて神田の服から飛び出してきた

九『ぁぁぁぁいつー！！くそ、アレ使うかぁぁぁもう！！』

神「は？おまえ何言って…」

九『稲荷神術。繋ギ、A！』

狐の前に小さな青い空間が出来た！？

九『じゃ！俺Aのとこ行くからな。出口探しといてくれ。ついてくんなよ！』

狐は空間に飛び込んだ

空間が閉じ、残った僕らは鍵を使うことにした
ティキが置いていった鍵

全「「「じゃんけんぽん！！」」」

げ、撃沈…

ア「こ、この扉でいいんですか？」

カチャリ

ボンッ

ア「わっ！」

なんだかファンシーな扉に…
思わず息をのむ

ア「絶対脱出、です！」

リナ「そうね！」

ラ「おいさ！」

チャオ「ッス！」

全−神「「「「神田ー…」」」

神「やるか」

ア「ですよね」

神「いくぞ」

扉が開かれる…

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