Honest 70 ページ29
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引き続き凛月 side
『…うざいからとりあえず離れて』
零「ふおおおお凛月!ついに!やっと!お兄ちゃんの所へ自ら足を運んでくれたんじゃな?!お兄ちゃんは嬉しいぞい…」
めそめそと泣きながら抱きついてくる兄者。うん、俺は早く離れてくれると嬉しい♪
『…あのさ、俺あんたに用事があって仕方なくきたんだけど。』
零「くくく…だいたい分かっておる。Aの嬢ちゃんの事じゃろ?」
はぁ…悔しいけどなんでもお見通しなんだよねぇ。この『生き字引』は。
『ウザ…なんで知ってるの気持ち悪いな。それで…Aに何した訳?事によっては俺のすることが変わるんだけど。』
零「まあそう焦るでない。別に何もしておらんよ。未来の妹に手を出すほど馬鹿なお兄ちゃんではないからのう。」
…はぁ?Aといい、こいつといい…そんなに俺に知られちゃいけない事でもしたの?!
零「…凛月や、お主ちと勘違いしとるようじゃの。」
凛月『…人の彼女に手出しといて何言ってるの?何もしてないのにAにあんたの匂いが付くとかありえないよねぇ?』
兄者は俺の言葉に笑みを浮かべ、声を上げて笑い出す。…何なの?!こいつ、冗談抜きで〇す。
零「くっくっく…相変わらず可愛いことを考えるんじゃの、我が愛しい弟よ。安心せい、嬢ちゃんに匂いが着いたのはの、_______________」
…は?そんなことで俺は今日半日悩んでたの?…俺バカみたいじゃん。
『…あのさぁ、紛らわしいことしないでくれる?』
零「否、勘違いしたのはお主」
『はい、さよなら〜。…あ、今度Aに手出したら冗談抜きで〇すから。よろしくね、お兄ちゃん♪』
零「えっ、ちょ凛月?!はっ…今お兄ちゃんって!!」
ふふん、今は気分がいいからさ。Aに感謝してよねぇ。
あんな可愛い理由だったらさ、許しちゃうじゃん?よーし、後でからかってやろう。
ふふっ、A、どんな顔するかなぁ…♪
_______________
A side
結局グダグダと昼休みが終わった。結論は、
嵐・あんず「「それは本人に聞くべき。」」
はぁ…やっぱり聞かなきゃわかんないわよねぇ…。
でもアイツ今日半日私が話そうとしても寝てるかどっか行ってるかでまだ1回も話せてないのよ!
もうすぐ授業が始まるので自分の席に重たい腰を下ろす。
はぁ…いつもうざいってくらい絡んでくるからどうも調子が狂う。…私何かしたのかな。
あれ、なんか頬が濡れて…
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まじっく(プロフ) - 未來さん» うおおお未來さん!フォローまでありがとうございます!!楽しんで頂けてますか!!光栄です☆受験終わったらすぐに帰ってきますので、待っててください!! (2019年8月23日 22時) (レス) id: 46dd36dd9b (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - コメント失礼します。Twitterフォローさせていただきました!未來という名前でやっております。いつも楽しく読ませていただいてます!これからも更新頑張ってください! (2019年8月12日 2時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
まじっく(プロフ) - 赤間琉斗さん» うおおおありがとうございます!!是非とも書かせて頂きましょう...☆私も終わらせておきながら少し物足りなかったんですよね(´-ω-` ) (2019年7月29日 23時) (レス) id: 46dd36dd9b (このIDを非表示/違反報告)
赤間琉斗(プロフ) - 正直もっと見たいです。付き合った後の話もゆっくりと… (2019年7月29日 22時) (レス) id: dd203c2451 (このIDを非表示/違反報告)
まじっく(プロフ) - 雨紫陽花さん» えっ雨紫陽花さんんんん?!凛月くんの許嫁のお話愛読させて頂いてます!!うあああありがとうございます好きだなんて嬉しすぎる....( ˘ω˘ )頑張ります!! (2019年7月9日 20時) (レス) id: 46dd36dd9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まじっく | 作成日時:2019年7月6日 17時