声は嘘に食べられて【学生松】

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【チョロ松side】

おそ松兄さんから出て来た言葉は
考えていたことよりは、
随分と突飛なものだった

まぁ、最近、一緒に帰れてないとか、
喋る回数が減ったとかは、
薄々勘付いていたけど。

でも、“避けてる”なんて事、
Aちゃんがするはずないじゃん？

ト「ちょっと！Aちゃんがそんな事
する訳ないでしょ！」

確かに、トド松の言う通りだ

お「じゃあ、この現状をどう捉えんだよ
他に何かあるとでも言う訳？」

僕たちは下を向いて
言葉を失った時の沈黙を体で体験した

一松が口を開いた。

ー「でもさ、幼馴染なんでしょ？俺たち。
だったらさ、見守ってあげるべきじゃない？」

それもそうだ。
僕たちは幼馴染なんだ。

カ「…そうだな。」


カラ松兄さんの言葉がやけに重く感じた

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