声は嘘に食べられて【学生松】

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【夢主side】

『え…？』

邪魔？
新橋さんの邪魔になるようなこと、
私したっけ？

痛みが伝わる速さより、
この疑問の方が脳に速く伝わった

『なんか分かんないけど…ごめんね』

一応謝っておこう
そして理由を聞いて…

『ッ…』

また同じところを蹴られた

痛い
痛い
痛い

玲奈「何が“なんか分かんないけど”だ。
言ってる通りだろ？邪魔なんだよ」

容赦無く私の心に
一言一言が突き刺さっていく

その言葉を言い終わった後に、
新橋さんの後ろから
続々と仲間が出てきた

怖い

恐怖が頭の中を埋め尽くす

玲奈「わかった？
私に逆らおうなんて無理なの。
貴方みたいなゴミになんかに。

2度と喋んなよ。松野君達と」

思わず目を見開いた


私の返事も聞かぬまま、
私を背にして彼女らはこの場を去った

私を置いてけぼりにして


おそ松達と喋るなってどういう事…

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