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莉犬side
「なーくん、今年は142人のうち、『地鳴り』に入ったのは54人だって」
「今年も人数は負けたか…」
「まぁ、優秀な人材が多かったらこっちのもんやろ」
ジェルくんが、笑みをこぼしながらそういう。
でもまだ優秀な人材かどうかは分からない。
これで普通の凡人しかいなかったらジェルくんはきっと顔を赤らめるだろう。
ジェルくんは俺達と違って結構感情豊かだから。
「…今回はどういう歓迎でいく?」
俺らのボス、もといなーくんが俺らに聞いた。
「…別にいつものでいいんじゃない?」
「え、莉犬マジ?
俺、あんな脅しにかかるの無理なんやけど」
"いつも"のとは、
俺達三人が、新入生は常識があるか、いろいろ脅し、命令していくものである。
例えば、犯罪だが『万引きしてこい』そう言い、相手が"してこなかったら"笑顔で仲間に入れる。
そのまま本当に万引きしてきたらサツに送り込む。
言わば、常識と反抗心を求めているのだ。
「もうすぐ新入生来るよ」
………部屋片付けないと。
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にゃご。劇場
反抗心を求めているのは、
莉犬くん達誰かが人質に取られた時逃げさせるため。
(苺高等学校は人質など当たり前)
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にゃご。(プロフ) - しゅあ。さん» コメントありがとうございます!そう言ってくれて嬉しいです。 (2022年11月29日 7時) (レス) id: 3ed4f381df (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ。(プロフ) - 設定が凄すぎます…。天才ですか?これ、まじで好きです。本当に凄い‥ (2022年11月28日 23時) (レス) @page4 id: 1a1d4d0288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃご。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ef43d159165/
作成日時:2022年11月27日 9時