５話 ページ6
Aside
『…どうしたんですか？』
問い掛けるも返答はない。
綺麗な髪色。
珍しいわね。
しばらく突っ立っていたら、桃色の彼が口を開いた。
｢俺は、さとみと申します。貴女をお迎えにあがりました｣
『…え？』
困惑したのも束の間、喋る隙を与えないかの様に彼は私の手を引いて走った。
これが物凄く速くて、常人が走れる速さではなかった。
『あ、あの、何処へ向かっているんですか、？』
さ｢…お墓です｣
お墓？誰の？
私に関係があったとして、なんの為に行くのだろう。
気付くと時間が経過していて、前には悍ましい遺物があった。
『なん、ですか、これ』
私の前には、十字架に張り付けにされている人の姿があった。
だが、決して醜いと言うわけではなかった。
顔はとても整っており、優しそうな顔立ちをしていた。
さ｢魔女様です、ご存知ですか？｣
…魔女…。
あの、童謡の？
六人の手下がいる？
実在したの？迷信じゃないの？
混乱する姿で、知っているか分かったらしい。
彼はまた口を開いた。
さ｢お墓、なんですよ、一応。怒った国民達が墓も作らなかったんです。」
さ｢皆殺ししちゃったせいなんだけど｣ﾎﾞｿｯ
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七瀬るり(プロフ) - あの、一言いいですか？作者さん天才ですね☆文才分けてください（ (2022年9月25日 8時) (
レス) @page13 id: 74bf9797b5 (このIDを非表示/違反報告)
月＿Luna＿ - 、、好きすぎるぅｯ 前から密かに応援してました ｯ！無理せず頑張ってくださいｯ！ (2022年9月8日 0時) (レス) @page10 id: 607c9e6e65 (このIDを非表示/違反報告)
にゃご。(プロフ) - ひまですぴよさん» 文章良くてよかったです！(？)更新頑張りますね！ (2022年9月1日 7時) (レス) id: 3ed4f381df (このIDを非表示/違反報告)
ひまですぴよ - わああ…！文章も雰囲気も好きすぎる…続きめっちゃ気になります！待ってます(*´꒳`*) (2022年8月21日 15時) (レス) @page6 id: 501351b8eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃご。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ef43d159165/
作成日時：2022年8月17日 14時
