私は文豪。2

六十三話 ページ26

太宰「Aちゃんは,,,,大丈夫なのかい？」

中也に睨まれながらの土下座。

中也(先)「こうでもしねぇと反省しねぇからな」

「チビ中也,,,,チビ中也,,,,チビ,,,いった！」

ブツブツ文句を言ってたら酒瓶で殴られた。

ゴッと鈍い音がした。

中原「大丈夫か？」

「せっかく賢治くんに会わせようと思ったのに〜,,,,」

中也(先)「賢治って、賢治先生か！？やっぱり詩とか書いてんのか！？」

太宰「賢治くんのこと知っているのかい？それに先生って,,,,」

「中也は宮沢賢治という人物を尊敬しているんだよ〜」

中也(先)「Aにとっては芥川龍之介みたいな感じだろ」

「当たり前じゃん！芥川先生は最高で尊敬すべき文学者だよ！！」

勢い良く立ち上がり、芥川先生の良いとこを太宰さんと中原さんに話す。

中原「芥川って、あの芥川か？」

太宰「同性同名かもしれないし、昔貧民街で芥川くんと一緒に生活していたのかもしれないし,,,,」

「芥川先生,,,,最高です！」

中原「文学者って言ってる時点で俺達の知ってる芥川じゃねぇだろ、同性同名だ」

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